フランキー(Franky)は、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』に登場する架空の人物。海賊「麦わらの一味」船大工。異名は「鉄人(サイボーグ)」。「南の海(サウスブルー)」出身。「フランキー」は愛称で、本名はカティ・フラム。ルフィの7人目の仲間。水色のリーゼントヘアーが特徴で、サングラスをかけている。改造人間(サイボーグ)であり、体内には様々な武器が内蔵されている。新世界編では、自身に改造を施し、さらに人間離れした姿になった。両腕を大型の機械に改造、両肩にはBF-37の文字を刻み、ヘアスタイルは坊主に変えた。自分の作った船に乗り、その船が海の果てに辿り着くのを見届けることが夢。子供の頃から常にアロハシャツと海パン一丁で、やたらとポーズを決めたがる。口癖は「ん〜スーパー!」「スーパー○○○○」「今週のおれ〜」「アウ」。燃料がコーラなのは作者の好物から(作者曰く「コーラうまいじゃん」)。大工としての腕は非常に優秀で、一瞬にして装飾まで凝った橋を作ったり、戦いの最中に板切れで空中階段「フランキー空中散歩」を作ったり、ウソップと協力して応急配管工事を行ったりした。カナヅチなどの工具はいつもパンツの中に入れている。サウザンドサニー号を作る際、買い出し船「ミニメリー号」や、いくつかの小型船も作る等、気の利いた一面も見せる。ミニメリー号は船員全員に大好評で、ゾロをもってして「最高の心遣い」と評される。但し、シロモクバ1号に関しては、ナミのウェイバーを勝手に改造したものなので、後にこっぴどく怒られるハメとなった。本人曰く「ベースは人間」であり自他ともに認める「変態」である。変態であるため、「編隊」などの言葉に反応したり、変態呼ばわりされて嬉しがることがある。ただし年長者の為かまともな感覚や良識は比較的持っており、当初はボケ役が多かったものの、一味入りの後は、客観的な視点から冷静に物を言うことも多い。トム譲りの感動屋で極めて涙脆く、人情話を聞かされると感動して涙を流してしまう(その度に「泣いていない」と強がって言い張る)。そこからギターやウクレレで自分の心情を乗せたオリジナル曲を弾き語りをすることもある。ハードボイルドな一面も持ち合わせており、そういった台詞を放った際にはセニョール・ピンクに負けず劣らず女性に声援を送られるほど。麦わらの一味に加わる前は解体屋の棟梁として「フランキー一家」を率いており、子分達からは「アニキ」と呼ばれ慕われていた。仲間に対しては、入団当初は特徴などで呼んでいたが、次第に全員名前で呼ぶようになった。担当声優の矢尾一樹と原作者の尾田栄一郎は矢尾がジャンゴ役で出演してからの友人関係。アニメの初代プロデューサーから尾田に「アニメは長寿番組になるから、声優陣に違う風を吹かせるためにも矢尾一樹が麦わらの一味に入れるようにしてくれ」とオーダーがあり、尾田が矢尾をイメージして作ったキャラがフランキーである。矢尾は尾田からどんなキャラがいいかという要望に対し、魔術師とオカマじゃないキャラならいいと伝えたという。「南の海」出身で、物心つく前に「偉大なる航路」に入る。10歳の時、海賊の親に捨てられ、ウォーターセブンの廃船島で大砲を作っていた所を「トムズワーカーズ」社長兼伝説の船大工トムに拾われ弟子になる。「フランキー」という愛称はその頃に兄弟子のアイスバーグから名付けられた。トムズワーカーズで戦艦・バトルフランキー号を建造しつつ大工業を学びながら成長し、14年前(当時22歳)にはトムらと共に海列車「パッフィング・トム」を完成させた。10年前(当時26歳)、トムの裁判の判決日に古代兵器「プルトン」の設計図入手を画策した当時CP5主官であったスパンダムによって、自身が35号まで建造したバトルフランキー号を悪用されてしまう。その後、スパンダムらCP5によってトム・アイスバーグと共に「司法船襲撃犯」の濡れ衣を着せられ捕縛されるが、自身とアイスバーグはトムの後押しで釈放される。しかし、我慢に耐え兼ねスパンダムの顔面を猟銃で殴り飛ばしたことで「犯罪者」として追われる身となってしまう。逃亡後、トムの連行を阻止すべく無理やりでも海列車を止めようと立ちはだかるが、轢き飛ばされて瀕死の重傷を負う。そして巨大な廃船に漂着した後、今のままでは死んでしまうと悟り、生き延びるために己の体に武器や機械を埋め込み、サイボーグとなった。この時、大切な人たちを傷つけてしまったことを後悔し、戦艦造りに終止符を打つ意味で、肩に「BF36」(バトルフランキー36号)の文字を入れた。6年前(当時30歳)にアイスバーグと再会する。世界政府に目をつけられた彼から古代兵器「プルトン」の設計図を託され、彼の勧めで本名を捨て「フランキー」と名乗るようになる。同時に、アイスバーグからウォーターセブンを出るよう促されるが、トムへの罪滅ぼしの思いからこれを拒否。ザンバイやキウイ・モズ姉妹たちをまとめ上げ、解体屋「フランキー一家」を旗揚げする。以後、賞金稼ぎとして略奪者からウォーターセブンを守ってきた。街中では「ウォーターセブンの裏の顔」と呼ばれていた。サイボーグであるフランキーは体内に様々な兵器を内蔵しており、戦闘ではそれらを作動させて戦う。背中以外はサイボーグである為、前のみならルフィと同じく銃弾が効かない(痛みは多少感じ、血が出ることもあるらしい)。燃料はコーラで、腹部の体内冷蔵庫にセット・吸収する(最大3本までセット可能)。その為、冷え性体質。燃料が切れるとリーゼントが垂れ下がり、体内の兵器を作動させる事が出来なくなり、パワーも出ない。新世界編では大幅に改造されたことで、外見だけでなく内装も大きく変化しているが、コーラが燃料である点は共通しており背中の弱点は改善されていない。体内冷蔵庫にはコーラ以外の飲み物もセット出来るが、全身の兵器を作動させるには不充分な模様。別の飲み物をセットすると、性格や髪型が、セットした飲み物に反応して変化している(緑茶をセットした時は農家の人っぽくなったり、紅茶をセットすると紳士になったりしている)。ソルジャードックシステムの「クロサイFR-U4号」と「ブラキオタンク5号」が合体した巨大ロボで、中にフランキーが乗って操縦する。ベガパンクのかつての夢を形状記憶合金「ワポメタル」の導入で実現させたもので、並外れた頑丈さを誇る。見た目はフランキーそっくりで、首付近にはBF38と書かれており、腹には麦わらの一味のマークが描かれている。フランキー将軍を見た男性は年齢問わず目を輝かせるが、逆に女性は揃って無反応というパターンが多い。
出典:wikipedia
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