ティオと大海恵(おおうみ めぐみ)は、雷句誠の漫画『金色のガッシュ!!』および同作を原作としたテレビアニメ『金色のガッシュベル!!』の登場人物。声 - 釘宮理恵本作の魔物サイドのヒロインで、背中まで届くほどの長髪(色はサーモンピンク)を持つ魔物の少女。ガッシュの最初の仲間。胸に羽の形をしたブローチを装着。ガッシュとは幼馴染みであり、魔界ではコルルとともにクラスメイトでもあった。魔界時代から他の魔物の首をよく絞めていたため、「首絞めティオ」の異名を持ち、彼女に首を絞められた者は人間・魔物を問わず、ろくろ首のように首が伸びるが、本人はこの異名を嫌がっており、記憶を失っていたガッシュに「デタラメよ」と言ってごまかそうとした。さらに、怒りや憎しみが頂点に達すると「暴れん坊状態」(恵談)となってしまう。高所恐怖症という弱点がある。好きなアニメは『ひとりでチュリプュア』であり、下着もそのキャラクターの図柄入りのものを着用している。魔界にいた頃はガッシュをいじめていたようであり、本人も公言している。しかし、決して仲が悪いわけではなく、ガッシュが他の悪童からいじめられているのを助けている描写もある。盾や回復など、主に戦闘補助の術(聖属性)を使う。戦闘に関しては後方支援が主だが、ガッシュをはじめとした他の仲間達がもっぱらパートナーの指示に従って戦うのに対し、自分から積極的に指示を働きかける傾向がある。戦闘では使用されなかったが、クリア・ノート編では対クリアの修行によって、精神を集中することで体の周囲に術抜きでバリアを作り出せるようにまでなった。魔界時代の親友だったマルスに裏切られた(この時、首の左側に傷を負った)ことで周囲の魔物に心を閉ざしていたが、ガッシュによって救われてともに「やさしい王様」を目指すことを誓う。恵から合気道を教わり、頼れる兄的存在である清麿に信頼を寄せ、清麿を気に入っている。恵が仕事で忙しい時はよく高嶺家に遊びに行き、宿泊することもある。ガッシュに好意を持っているが、その気持ちに素直にはなれない(俗に言うツンデレ)。そのためか、ガッシュの無神経な発言に怒って首を絞めることがお約束となっている。おてんばかつ勝気で強気だが、本の持ち主(サンビーム)が見つかる前のウマゴンにマルスから逃げていた自分自身を重ね、清麿に「ウマゴンを居候させてほしい」と懇願する優しさを見せている。実際に教わったかは不明だが、ツァオロン戦後はウォンレイに弟子入りを志願している。料理の腕前はスズメほどではないが、あまり上手ではない(まだ幼いために仕方がない面もある ) 。主要人物の中で唯一、恵が清麿に好意を持っていることを知っている。クリアとの最終決戦では、クリアの放つ「シン・クリア・セウノウス・ザレフェドーラ」の超遠距離連続砲撃からガッシュやウマゴンを守り続け、自身を犠牲にしながら防御するその過程で身体は限界を迎えつつあった。だが、ロッキー山脈近郊で「ザレフェドーラ」の主砲自体を射出する超巨大攻撃から地元周辺の人々を守るために最後の力を振り絞り、桁外れの破壊力を誇る消滅エネルギーに対して「チャージル・セシルドン」で対抗し、己の本と引き替えになりながらも見事に防ぐ。そして、ガッシュに「また明日」と言い残して魔界に帰っていった。クリア完全体との戦いではガッシュの金色の本を通して現れ、クリア完全体の攻撃でダメージを負った清麿や、ブラゴとシェリーを回復させてガッシュの力になった。最終回ではガッシュやウマゴン、コルルと同じ学校に通っている。番外編ではコルルと一緒にいることが多く、王様になっても全然変わらないガッシュに呆れている。声 - 前田愛ティオの本の持ち主で、本作における人間サイドのヒロインの1人。港での撮影の際、海で溺れていたティオを助けた。高校生にして、容姿・スタイルともに非常に優れた超人気アイドル歌手(アニメ版では、胸が強調されている)。プライベートでは、変装用の眼鏡を常に携帯している。持ち歌のイメージは「リンドバーグ」。原作ではもっぱら歌手面での描写のみだが、アニメ版ではグラビア撮影やTVドラマ出演といった多方面での活動も描かれている。髪の色は原作が黒で、アニメは茶色となっている。困っている人を見ると、放っておけない優しい人柄。物事に対して肯定的な性格で、何かと背伸びしたがるティオを暖かく見守る。また、気配り上手なしっかり者で料理も得意。合気道を嗜み、腕っ節は清麿を上回る(アニメ版では、フォルゴレやダルタニアンを撃退する描写も見せた)。原作第20巻扉絵で原付もしくは中型未満(ヴェスパ系)と思われる二輪車に乗っている描写があることから、原付免許か普通二輪免許のどちらかを取得していることが伺える。以上のように温和な性格と幅広い技能を持ち合わせ、一見完璧とも思える(ティオいわく「綺麗で優しく強くてカッコイイ」)が、卑猥な言葉は口にできないというアイドルならではの弱点もある。また、アニメではティオ共々初心な一面もあり、仲間の色恋沙汰に気後れする描写がある。落ち着きのある常識人という立ち位置からか、メインの味方登場人物の中ではデフォルメされた崩れ顔がほとんど見られない。作中では主に緑色系の服装をしており、ぺた靴やブーツを履くことが多いが、大きな戦いの時(石版編やファウード編など)は常にミニスカート姿で、キャンバスシューズを履いていた。ちなみに、アニメオリジナルではズボンを履いていることが多かった。なお、戦闘規模が巨大化した連載末期では、彼女がクローズアップして描かれることがほとんどなかった。清麿に好意を持っており、それを伺わせる描写が幾つか描かれている。顕著な例として、宣戦布告をしてきたスズメに対して意地悪をしたり(この際、ティオは驚いていた)、清麿への人工呼吸の時に赤面しながら喜んで準備をした(ただし、モモンの手により未遂に終わる)ことが挙げられる。また、リオウとの戦いで心肺停止の状態に陥った清麿を、ほとんどの人間が蘇生を諦めたのに対し、決して諦めずに術を唱え続けていた。アニメ版やゲーム版などでは、さらに関連描写が追加されている。また、清麿とは相性が良く、談笑している描写が多々見られ、作中では互いに一度も喧嘩をした描写はない。人気投票では、第1回目と第2回目が6位、第3回目が4位だった(魔物のパートナーでは清麿の次に人気がある)。また、公式ガイド本での作者発言によると、異性からのお便りが非常に多かったとのことで、男性読者からの人気は相当であったと思われる。アニメでは出番が原作以上に増しており、オリジナル回や追加描写による話の際には清麿の家に来てともに行動することも多かった。ただし、人間サイドの三大ヒロインの中でメインテーマ曲が唯一作られなかった。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。