「光る眼」(ひかるめ、"Village of the Damned")は、1995年製作のアメリカ合衆国のSFホラー映画。99分、カラー。1960年のアメリカSF映画『未知空間の恐怖 光る眼』のリメイク作品。第16回ゴールデンラズベリー賞ワーストリメイク賞にノミネートされた。『スーパーマン』シリーズで知られるクリストファー・リーブの落馬事故前の最後の主演作として知られている。カリフォルニア州の海沿いにある村・ミッドウィッチ。ある日、街中の人間全員が午前10時に気を失い、6時間後に目を覚ますと、街の女性全員が妊娠するという奇妙な事件が起こる。その女性たちから生まれた男女同数の子どもたちは、成長すると不気味な光る眼で大人たちの精神を操り、邪魔する者たちを容赦なく排除していく。医師チャッフェは、子供たちとの間の壁を崩そうと努力するが、妻を「我が娘」マーラに操られ自殺させられ、それでもなおマーラが自分を親の愛に付け込んで利用しているのを知り苦悩する。一方、「連れ合い」を生体解剖されて一人になってしまった少年デビッドは、「連れ合い」の母メラニーの自殺を機に仲間とは異なり人間の情に目覚め、マーラたちから白眼視される。ある晩、ついに村人たちは暴動を起こすが、子供たちに容赦なく鎮圧される。その時チャッフェは、彼らの真の正体を突き止め、彼らの陰謀を阻止しようと最後の対決に臨む。壁を崩そうとしてきた彼が、心を読まれないよう固い『壁』を思い描いて…。そしてすべてが終わったあと、デビッドと母親のジルは村を捨て、一筋の希望の光も見えない夜闇の中へと去っていった。この作品の原作は小説「呪われた村」(ハヤカワ文庫 SF 286 ジョン・ウィンダム著 林 克己翻訳)である。初版は1978年に上梓されているが、この小説の原題は、『ミドウィッチ村のカッコウ』(The Midwich Cuckoos (1957))である。カッコウには託卵という習性がある。他の鳥の巣に卵を産んで、自分の雛を仮親に育てさせるのである。このタイトルがこの小説において何を意味するかは読んでの通りである。原作者のジョン・ウィンダムの作品には同じ系譜として『トリフィド時代』(トリフィドじだい、原題The Day of the Triffids)がありこちらも「人類SOS!」(1962年 英)として映画化されている。
出典:wikipedia
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