『新解さんの謎』(しんかいさんのなぞ)は、日本の作家、赤瀬川原平の著書。三省堂発行の『新明解国語辞典』を擬人化して「新解さん」と呼び、その謎を解明しようとしたものである。初出は月刊誌「文藝春秋」1992年7月号および1993年3月号掲載の「フシギなフシギな辞書の世界」である。これは、当時文藝春秋に在籍していた現在は作家の夏石鈴子が、文藝春秋編集部配属後初の編集会議で提案した企画が採用されたものである(作中では、夏石鈴子が「文藝春秋社SM嬢」として登場している)。書中で引用されている「新解さん」は、初版第1刷、第2版第2刷、第3版第46刷、第4版第5刷、第22刷である(巻末に明記)。実質的な続編として、夏石鈴子により第五版発売後に『新解さんの読み方』(単行本・1998年、リトルモア・ISBN 4947648694。文庫版・2003年、角川書店・ISBN 4043604025。単行本上梓時は鈴木マキコ名義)、第六版発売後に『新解さんリターンズ』(2005年、角川書店・ISBN 4043604033。文庫書き下ろし)が発表されている。『文藝春秋』1992年7月号および1993年3月号掲載の「フシギなフシギな辞書の世界」。初出の雑誌掲載分を、とし、新たに、を収録。単行本は1996年7月、文藝春秋より刊行。 ISBN 4-16-351790-1文春文庫版は1999年4月刊行。 ISBN 4-16-722502-6
出典:wikipedia
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