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フアン・カルロス1世 (揚陸艦)

フアン・カルロス1世(、フアン・カルロス・プリメロ)は、スペイン海軍の強襲揚陸艦。艦名は、スペイン国王フアン・カルロス1世にちなむ。またファン・カルロス1世、レイ・ファン・カルロス1世(「レイ」はスペイン語で「王」の意)と表記される事もある。本艦は、スペインがはじめて開発した強襲揚陸艦(LHD)である。マルチハザード化およびグローバル化に伴う任務の多様化に対処するため、揚陸艦任務や軽空母任務のほか、水陸両用作戦を排した戦力投射、また戦争以外の軍事作戦(人道援助など)まで考慮した多用途性を備えている。建造はナバンティア・フェロル造船所において行なわれ、起工は2005年、2008年3月10日に進水した。本艦の開発計画は、「戦略投射艦」(BPE: ")として開始された。直接の目的は、2隻のエルナン・コルテス級揚陸艦の更新であったことから、主眼は揚陸作戦に置かれている。が、「プリンシペ・デ・アストゥリアス」退役後は唯一の空母任務が可能な艦としても期待されていることから、かなり強力な航空運用能力も備えており、多任務に運用される。なお、準同型艦として、オーストラリア海軍のキャンベラ級強襲揚陸艦があり、こちらは2014年に就役している。また、トルコ海軍も準同型艦の導入を検討しており、2015年5月にSedef Shipbuildingと契約を結んでいる。本艦は、全通甲板を有する長船首楼船型を採用している。満載排水量は、揚陸艦任務の際には27,079トンであるが、軽空母任務においては搭載物が軽くなるため24,660トンとなる。主機関としては、電気推進方式によるアジマススラスター推進を採用して、船体設計の自由度が向上している。その発電機としては出力19,750kWのゼネラル・エレクトリック LM2500ガスタービンエンジンが1基と、出力7,860kWのMAN 16V32/40 V型16気筒ディーゼルエンジンが2基搭載されており、CODAGE方式と称される。アジマススラスターとしては、出力11Mwのジーメンス・ショッテル社製のポッドが2基搭載されている。ポッド式であることから舵を持たないが、細かい操艦のために、船首にサイドスラスターを有する。本艦は02甲板を飛行甲板としており、その前部左舷には傾斜角12度のスキージャンプを有する。飛行甲板には6個のヘリコプター発着スポットが設けられているが、これは中型のNH90を前提としたものであり、大型のCH-47を運用する場合には4個に制限される。飛行甲板全長は202.3メートルにおよび、「プリンシペ・デ・アストゥリアス」よりも27メートル長い。本艦のほうがアストゥリアスより速度が遅いが、この長い飛行甲板により、固定翼機の運用が可能になるものと見られている。また、航空機の安定運用のために格納式のフィンスタビライザーを有する。エレベーターの配置はアストゥリアスと同様で、艦橋構造物前方の右舷寄りと艦尾の2基が設置される。エレベーターの耐荷重は27トンとかなり大きい。飛行甲板直下にはハンガーが設けられている。ハンガーは第1甲板を底面として2甲板分の高さを確保しており、長さ138.5×幅22.5メートルで、CH-47×12機とAV-8B×10機を収容することができる。これに飛行甲板上に露天係止する機体を含めると、合計で30機を搭載できるとされている。また、ハンガーは必要に応じて軽車両の格納庫に転用されることになっており、左舷中央に車両甲板と連絡する固定ランプとリフトが設置されている。ハンガー直下の主船体内には、第4甲板を底面としてやはり2甲板分の高さを確保して、車両甲板が設けられている。車両甲板は1,400m²の面積を有しており、レオパルト2主力戦車×46輌などの重装備を収容できる。右舷側前方に2か所のサイドランプが設けられているほか、後方はウェルドックと連続している。ウェルドックは長さ69.3m×幅16.8mを確保し、上陸用舟艇(満載排水量108トン、全長23.3メートル、速力14ノット、戦車1両搭載可能)×4隻と複合艇(RIB)×4〜6隻を同時に収容できる。LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇の運用も可能であるが、ウェルドックの前半部中央に隔壁が設置されているため、1隻しか収容することができない。また、揚陸を想定しない純粋な輸送艦任務で使用される場合には、ウェルドックも車両格納庫として転用されるほか、これらのスペースはコンテナの搭載も考慮して設計されている。なお本艦は、揚陸作戦支援のため充実した医療機能を備えており、トリアージ室1室、初療室1室、集中治療室1室、手術室2室、またX線撮影や血液生化学検査にも対応できる。

出典:wikipedia

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