ウォーターセブン(Water Seven, 略称:W7)は、漫画『ONE PIECE』に登場する架空の都市。「偉大なる航路(グランドライン)」前半の島にある、造船業が盛んな町として有名な都市。別名「水の都」。島全体がひとつの町となっている。市長はアイスバーグ。水上を移動する交通手段として「ブル」という生きた乗り物を使用している。ログがたまる期間は1週間で、次の島は魚人島を指す。昔から造船の盛んな島であったが、島全体が地盤沈下により水没し続けているため、現在の町並みは昔水没した建物の上にさらに建造物を載せた構造となっている。加えてアクア・ラグナという高潮が毎年押し寄せ、水害に悩まされ続けている。現在アイスバーグが沈没の対策として、島ごと船にして海に浮かべる方法を考えている。この町を訪れるならず者は、表ならばガレーラカンパニー、裏ならフランキー一家にすぐさま片付けられており、非常に治安がよく、特にガレーラカンパニーは住民から深く尊敬されていた。さらに造船所からすれば海賊も客ということで、市民は海賊を恐れるどころか、時に海軍から庇うほどに海賊慣れしている。これもまた治安の良さの表れと言える。作者曰く、モデルはイタリアの都市ヴェネツィア。ヴェネツィアもアクア・アルタという高潮に悩まされている。偉大なる航路の島であるため、周囲の島との連絡がつきにくく、24年前は大海賊時代の煽りも受け荒廃していた。しかし14年前、伝説の造船会社「トムズワーカーズ」社長トムが開発した海列車の開通によって「カーニバルの町」サン・ファルド、「春の女王の町」セント・ポプラ、「美食の町」プッチ、「司法の島」エニエス・ロビーとの間に定期便が開通。物資も豊かになり、次第に風光明媚な造船都市・観光都市へと復活した。さらにその7年後、トムの直弟子・アイスバーグによって競い合っていた7つの造船会社が統合され、ガレーラカンパニーが発足。同社は世界政府御用達となり、街は造船都市として更なる発展を遂げた。太古の時代、この島で古代兵器である戦艦「プルトン」が造られたが、当時製造に当たった船大工たちは、万一他の古代兵器が復活した場合の対抗手段としてプルトンの設計図を代々最高の船大工に伝承させることにした。トムによって受け継がれた設計図を狙って世界政府の役人(スパンダムと部下のCP5)が彼を陥れたが、設計図自体はトムの弟子のアイスバーグからフランキー(カティ・フラム)へと無事受け継がれた。その後、この設計図はフランキーが設計者の意思を汲み取る形で、自らの炎によって焼失させた。フランキーがW7の落ちこぼれや悪党をまとめ上げた、総勢51名の解体屋集団。一家全員が、ろくでなしだった自分たちを拾ってくれたフランキーに感謝しており、慕っている。フランキー、モズ、キウイ以外は皆ゴーグルを付けている。副業として賞金稼ぎも営んでおり、W7を出入りする海賊を狙い、餌食となった海賊船を解体して利用可能な木材などを売り飛ばしている。麦わらの一味からメリー号の修理費の内の2億ベリーを強奪し、更にそれを取り返しにやって来たウソップを返り討ちにした事からついに麦わらの一味の怒りを買い、仇を取りに来たルフィ達と戦うも力が及ばず、一家のアジト兼解体の作業場でもある「フランキーハウス」ごと潰された。後に子分達はCP9に連行されたフランキーを奪還するためにエニエス・ロビーでの戦いに参戦し、衛兵たちと互角以上の戦闘を繰り広げた。フランキーが麦わらの一味に加入した直後アイスバーグからガレーラカンパニーに誘われ、新世界編では社員として働いている。
出典:wikipedia
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