ノースウエスト航空2501便墜落事故(英語:Northwest Airlines Flight 2501)は、1950年にアメリカ合衆国で発生した航空事故である。乱気流に巻き込まれ墜落したとされたが、機体が発見されず詳細は不明である。ノースウエスト航空2501便は、ニューヨーク・ラガーディア空港発で、ミネソタ州ミネアポリスを経由しワシントン州シアトルに向かうアメリカ大陸横断便であった。運航はダグラスDC-4レシプロ旅客機(機体記号:N95425)で行われており、乗客55名、乗員3名が搭乗していた。1950年6月24日(東部標準時、EST)の未明を飛行中、事故の起きる少し前に、当該機から管制塔に2,500フィート(およそ 760メートル)への降下を要請したが、航空路の錯綜を理由に拒否された。その後、ミシガン湖の上空3,500フィート(1,050メートル)を巡航中との連絡を最後に、午前0時25分頃 (EST) にレーダーから消失し、消息を絶った。この時の推定位置は、ミシガン州ベントンハーバーの北北西20マイル(およそ30キロメートル)のミシガン湖上である。墜落地点とみられる湖面では、オイルや乗客の持ち物など軽い遺留品が浮遊しているのが発見された。だが、大規模な捜索にもかかわらず、機体は発見されなかった。これは、ミシガン湖の墜落現場の湖底は水深50メートルであったが、泥が約10メートル堆積していたためであった。また事故原因について、活発な乱気流と雷雲のなかに突入したのは間違いないが、機体が見つかっていないため、機体の構造破壊もしくは操縦不能になって墜落したかは明らかにはならなかった。現在でも、ミシガン州にある非営利組織であるMichigan Shipwreck Research Associatesが、他の沈没船と同様に湖底にあるはずの2501便の機体を捜索しているという。
出典:wikipedia
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