日光(にっこう)。栃木県西北部、日光市の一部をなす地域の通称。観光地として言及されることが多い。日光(にっこう)という地名は820年(弘仁11年)に当地を訪れた空海により名付けられたものであると俗に伝えるが、実際には記録上で「日光」が見られるのは鎌倉時代頃以降であり、記紀・六国史はすべて「二荒神」と表記している。「日光」の字は、二荒山および二荒神(宇都宮二荒山神社)の「二荒」(ふたあら)を「にこう」(古くは「にくゎう」)と読み、これに「日光」(古くは「にっくゎう」)を当てたものである。現在、空海が一夜で彫ったとの伝承が残る大谷磨崖仏や佐貫石仏は、平安時代後期から鎌倉時代前期の作と推定されており、これらの時代は日光菩薩像が下野国下にも多く造立され、禅宗の伝来とともに日光山等の山号が国内の寺院に付されるようになった時期と重なる。なお、俗説として「ふたらさん」の読みは、観音菩薩が住むとされる補陀洛山(ふだらくさん)が訛ったものと云われる。古語的には「ふたあら」「うつのみや」は何れも「山(小高い丘)の崩落部」の意を起源とすると解されている。
出典:wikipedia
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