新恐竜の生物一覧(しんきょうりゅうのせいぶついちらん)は、ドゥーガル・ディクソンの著作『新恐竜』に登場する架空の生物についてまとめたものである。この世界では白亜紀末期(6500万年前)の大量絶滅が発生せず、その後も恐竜類が繁栄・進化し続けた。結果として現実の世界で哺乳類が占めている生態的地位(ニッチ)を担う生物のほとんどは恐竜の子孫となっている。恐竜以外には翼竜類、鳥類、首長竜類も栄えており、哺乳類は現実世界の齧歯類のような姿で細々と生き延びている。恐竜たちの大部分は温血であり、体が羽毛や毛に覆われているものも多い。種の数が多く、広く分布している種族としてはコエルロサウルス類やヒプシロフォドン類が挙げられる。特にコエルロサウルス類から進化して樹上生活に適応したアルブロサウルス類は世界中の森に生息している。アルブロサウルス類は一般に体が小さく、肢は4本とも指が長くて枝をつかめるようになっていることが多い。種名の日本語表記は『新恐竜』ダイヤモンド社版(新装版)に従う。太田出版より刊行された版(旧版)とは表記が異なるものもあるが、大半はアルファベットをカタカナに転写する際の表記揺れであるため特に説明していない。また、一部の種は新装版のみ和名が設定されている。なお、執筆当時と現在とでは恐竜の系統分類の仕方が大きく変わっているので注意が必要である。赤道の南北にまたがるエチオピア大陸のうち、旧北区に含まれる北の内海沿岸部以外の部分と、東海岸沖の島々。いずれもアルブロサウルス類である。いずれも地上生活するようになった翼竜の子孫。新たに発達したイネ科の繁茂する草原という環境に適応することに成功し、恐竜からニッチの一部を奪取している。いずれも砂の中で生活するようになったコエルロサウルス類である。大陸東海岸の沖400kmほどのところに浮かぶ大きな島。白亜期末より前(本書では1億4500万年前となっているが、現在では8000万年前と考えられている)に大陸から分裂したため、ほとんど当時のままの生物が生き残っている。前項の大きな島より北方に点在する諸島。南方の島と同じように古いタイプの恐竜が生き残っているが、体格はより小柄である。北半球にある地球最大の大陸の大半(最近衝突した南部の陸塊以外のすべて)と、西部の内海に沿ったエチオピア大陸の北岸部。主に温血恐竜より寒さに強い鳥類が棲んでいる。下記はいずれも飛ぶのをやめた鳥類である。西側は狭い海峡で、東側は広い海で旧北区と隔てられた大陸のうち、南側の大陸につながる細長い陸橋以外の全域。いずれもアルブロサウルス類である。新北区と陸橋でつながった大陸、およびその陸橋地帯。他の大陸とつながっていない時期が長かったため、比較的古いタイプの恐竜とつながった時期に侵入した新しいタイプの恐竜が混在する。旧北区を構成する大陸の南部にあるゴンドワナ大陸から分れた陸塊、およびその東側の半島と多島海。オーストラリア大陸と、その北の大きな島、東の二つの島、そして多数の小島。他の大陸では絶滅した恐竜の生き残りや、他の大陸とは違う姿に進化した恐竜が多い。大陸の東の二つの島。隔離されたオーストラリア大陸からさらに隔離されており、原始的な爬虫類や飛べない翼竜なども棲んでいる。以下はいずれも地上生活するようになった翼竜の子孫。
出典:wikipedia
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