宅配寿司 銀のさら（）は、株式会社ライドオン・エクスプレスの展開する宅配寿司チェーンである。店舗数は宅配寿司業界日本一で、2012年（平成24年）10月現在の総店舗数は356店舗。店舗がない都道府県は青森県、岩手県、和歌山県、鳥取県である。2ヶ月ごとに期間限定メニューを発表している。同社はユニークなCMでも知られる。以下に例を挙げる。また2009年に発表したCMでは、銀座の高級寿司店（架空の高級寿司「銀座髙兵衛」）と比較するバージョンがある。こちらは高級寿司店側に向かおうとする100人の人々を落とし穴や爆破などバラエティ番組にありがちな様々な手で妨害しつつ、実況アナウンサーは淡々と銀のさらを持ち上げる発言を続け、最後にはお金をばら撒いてまで強引に銀のさらを選ばせるという、逆にイメージダウンになりかねないような激しいブラックジョーク風のCMとなっている。しかし海外でのCMの評価は高く、釜山国際広告祭では同作品がブロンズ賞を受賞している。2010年には新たなCMを4本も発表している（会議編）。銀のさらの宣伝会議での一幕といったシチュエーションも銀のさららしいと言えるCMで、1・2本目はオーソドックスなCM、3本目は一番シュールなCM、4本目は男女が赤と白のペンキをかぶり重なることでマグロのお寿司を表現するCMで、特に3本目と4本目のCMは斬新さがネット上で話題になっており、3本目のCMはアジアパシフィック広告祭銅賞、4本目のCMは全日本シーエム放送連盟主催の2010 50th ACC CM FESTIVAL テレビCM部門においてブロンズ賞を受賞している。CMの出演者は関口春菜といんげん。2011年のCMは、メイクをした状態の女性と素顔のギャップが激しい女性に喩えて代用魚を批判し、銀のさらは逆に素材にこだわっていることを強調するCMとなっている。ドッグ編とベッド編の二つになっていて、ドッグ編に関してはアジアパシフィック広告祭銅賞と、ACCファイナリストをそれぞれ受賞している。CMの出演者は青木ケイト（現：青木佳音）と北見誠。2013年のCMでは、CM撮影現場という知らない裏側の世界を舞台とし、コミカルに隠れた秘密を暴いていく「銀のさら」らしい一風変わったCMとなっている（4バージョンあり）。このCMもアジアパシフィック広告祭で銀賞を受賞している。CMの出演者は聡太郎と真中乃亞。2015年のCMは、「もし誕生日が銀のさらではなく、ビーフやチキンだったらこんな風に・・・」という楽しい日常では起きえないことをファンタジックにしたCMと、誕生日に出掛けたレストランで起こる珍事の数々をコンセプトしたCMも制作している。これらのCMは、YouTubeの銀のさら公式チャンネルから閲覧できる。

出典:wikipedia