ともはねは、ライトノベル・漫画・アニメ作品『いぬかみっ!』に登場する架空の人物である。血液型はB型。川平薫の犬神。人里に下りている犬神の中では最も年若い、まだまだ子どもの犬神。髪型は名前の通りツインテール。戦闘時などでは主に「探索者(シーカー)」としての役割を担う。趣味はテレビゲームと自己流の薬を作る事。自分になつく妖怪ムジナの「マロちん」を可愛がっている。同じ薫の犬神であるなでしこやいぐさは、ともはねの教育係的な存在でもある。犬神としての潜在能力は、ようこやなでしこをも上回る可能性を持っているが、実力は未熟の身で、それが災いして尻尾を隠す事を出来ず、無理に隠そうとしても、ちょっとしたショックで元に戻ってしまうどころか、半獣人に近い姿になってしまう。年齢的にも性格的にも甘えたい盛りだが、多忙な薫になかなか甘える事が出来ず、また他の犬神達の存在もあって、川平啓太と知り合って以降は薫よりも啓太に甘えており、よく啓太のもとへ遊びに行っては就寝中の啓太の布団の中に潜り込んだりしている。今では啓太の「妹」的立場を確立させているが、幼いながらも啓太に対し、尊敬以上の感情を抱き始めている事には気付いていない。また薫と啓太に対して(普通なら読み取れもしないような)共通の気質を感じ取っている。第二部においても、川平カオルの、犬神使いとしての潜在能力にもいち早く気が付き、せんだんに「人の本質を見抜く目のような物が有るのかも」と言わしめている。少女漫画(「なか○し」など。原作6巻・口絵より)を愛読している。最初は啓太をつまらない男と評してようこの怒りを買ったこともあったが、ようこに復讐しようとした件を切っ掛けに身近に接するようになって、認識を改め、その後はそれまでの事が嘘のように啓太に懐き、なでしこ以外の薫の犬神の中でも、最初に啓太の人柄を理解した。最初は嫌っていたようこやなでしことは、周囲から見て実の姉妹の様に仲が良い。ようこが居ない間は啓太の浮気防止や、監視報告などもまかされている。大変な負けず嫌いな性格が災いして、前述の通り、かつて自分を最弱扱いしたようこに復讐すべく、強力下剤を塗ったチョコレートケーキを持っていったり(ところが啓太が食べてしまったことで自らも巻き込まれるほどの大パニックになり、啓太に怒られた)。と、子供ゆえに懲りるということを知らない。霊力と経験の不足から戦闘力は低いが、意外な伏兵となって赤道斎を一時的に行動不能に陥れた事もある。終盤のクサンチッペに取り付いた邪星との決戦時、仲間が次々と倒れ最大の危機を迎えた際に最後の気力を振り絞って啓太の名前を叫び、その声に反応するかのように、啓太が駆け付けた。そして決戦後、薫の捜索の為に、他の犬神達は次々と世界各地へ旅立っていったが、せんだんに頼まれた事で、ともはねは薫の家に残る事になった。薫の家に残ったともはねは、啓太達と共に暮らしているが、啓太をお兄ちゃんと慕う川平カオルにようこ共々ヤキモチのような感情を抱いており、啓太をめぐってカオルと些細な争いをしていたが、次第にカオルとも姉妹の様に接することが多くなって来た。また、その秘められた潜在能力も開花していく(啓太や薫はともはねのすさまじい潜在能力を見抜いていた)。相変わらず啓太に懐いてはいたものの、啓太が受験や集会で忙しい上に、ようこだけでなく、フラノやたゆねといった他の薫の犬神達までが啓太に興味を持つようになった事で、中々甘えられなくなってしまった事に悔しい思いをしていた。河童に相撲で連敗した屈辱を晴らそうと身体を強くする薬を作ったが、ようこに似た外見を持つ大人になり、成長したともはねの実力なのか、はたまた薬の効果で力が増強されたのかは定かではないが、邪仙(邪悪な道に堕ちた神仙。並の犬神一匹ではどうにもならないほどの実力を持つ)が全く歯が立たないほどの力を見せたこともあった。その後、啓太に自分の大人になった姿を見せられなかった事で、長時間大人化する薬を作ろうとして、ごきょうやの部屋から勝手に「火竜の角」という調合物を持ち出すが、煮出しに失敗して自分を含めた犬神達全員の涙が止まらなくなってしまったという騒動を引き起こしてしまっている。しかし最終巻では、この薬がキーアイテムの1つとなり再び大人化して(その際、いまり&さよかを大いに動揺させている)、その潜在能力の高さを披露した(一度元に戻るもその直後大妖狐の力で再び大人になった)。3人の神々との決戦後、元の姿に戻るが、温泉旅行にて、山の犬神からの評価が一転している。薫の死後は、啓太の子孫に憑いてずっと見守っていく、と密かに決意している(いぬかみっ!の登場人物#外伝作登場キャラクター参照)。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。