『君の居た昨日、僕の見る明日』(きみのいたきのう、ぼくのみるあす)は榊一郎による日本のライトノベル。イラストは狐印が担当。富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より発行。全5巻。略称は「キミボク」。3巻と4巻に相当する部分が文庫化に先駆けて、2004年10月号から2005年9月号までの間、ドラゴンマガジン誌上で連載されていた。連載中の題名は『キミボク――そして私の立つ今日。』であったが、文庫化に伴い改題された。戦時中の空襲により、開校されることなく消滅した鈴乃宮学園(すずのみやがくえん)。学園としての役を果たせぬまま時を過ごしていた学園の幽霊である詩月は「学園ごっこ」を行おうとする。そんな学園の中に優樹や、文部科学省陰陽課(もんぶかがくしょうおんみょうか)の人間として調査していたアグニエシカたちが迷いこみ、偽りに満ちるも優しい世界を過ごしていく。かつては戦争時に開校する予定だった女子校。疎開する学生を受け入れて開校を待ちわびていたが、米軍の爆撃により校舎が全焼し、生徒たちは全員死亡した。学校としての役割を果たせぬその無念から幽霊である詩月が生まれ、現実とは異なる異空間に鈴乃宮学園を中心とした世界を作り出した。学校としての目的を果たすべく、「学校ごっこ」を行うことでそれを成そうとする。また、詩月の意思とは関係なく、優樹やアグエニシカらのような、「何かに対して逃げている」人間が学園の世界に取り込まれてしまう。学校などといった文部科学省の管轄内における霊障事件の対処のために存在する組織。アグニエシカや虎丸といった霊能者たちが所属している。榊一郎、富士見ファンタジア文庫(富士見書房)
出典:wikipedia
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