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補助動詞

補助動詞(ほじょどうし)とは、日本語などにおいて、別の動詞に後続することにより文法的機能を果たす動詞で、それ自体の本来の意味は保っていない(前の動詞との組合せで意味を持つ)ものである。類似の補助形容詞などもあるので、合わせて補助用言ともいう。 普通は、別の動詞(または国文法でいう「助動詞」などが後続したもの)の連用形に、接続助詞「て」を介して後続する動詞を、補助動詞と称する。これは言語学上の助動詞に当たる(国文法でいう「助動詞」とは異なる)。「知っている」「掛けてある」「笑ってしまう」「見ていく」「変わってくる」「代わってくださる」「行ってもらう」などの太字の部分。 例えば、「行く」は、「途中で彼女と落ち合って行きます」という場合には「どこかへ移動する」という意味で使われる。しかし「これから見て行くように…」という場合には空間的に移動する意味はなく、時間的変化または近未来の行為を示している。後者の「行く」が補助動詞であるが、これはひらがなで「いく」と表記することが多い。この表記によって例えば「箱を開けて見る」(中を見る)と「箱を開けてみる」(試しに開ける)のような異なる意味を区別することもできる。「ている」「ておく」「ていく」「てしまう」「でしまう」などは、話し言葉では「てる」「とく」「てく」「ちまう、ちゃう」「じまう、じゃう」と短縮されて助動詞的に用いられる(文法化)。機能的には、動詞の連用形や、形容詞・形容動詞の語幹などに直接後続する「笑いあう」「動き出す」「明るすぎる」なども補助動詞に近い。これらは一般には全体で複合動詞として扱っている(後続する部分は後項動詞という)。しかし、「押し付ける」「引き離す」「たたき起こす」など一般の複合動詞の場合と比較すると、本来の意味を必ずしも保っていない、前の動詞などとの組合せはあまり限定されない、「掃除させ始める」のように助動詞が介入する場合も多い(従って助動詞だけを独立の品詞とするのは整合性がない)、など大きな違いがあり、上記の補助動詞との共通点が多いため、広義で補助動詞ということもある。「保障しかねる」のように本来とかけ離れた意味を表すものもあり、これなどは助動詞に近い。また「動き出す」のように本来の用法と異なる(「出す」は他動詞、「動き出す」となると自動詞)場合も多い。古語の助動詞「たり」は「てあり」の約、「り」は動詞の連用形に「あり」がついて語尾の「り」が助動詞と解釈されたもので、いずれも補助動詞「あり」に由来する。その他助動詞の「候ふ」や現代語「ます」(<--「まいらする」)なども補助動詞に由来する。「て」を介する補助動詞は現代語で特に多くなっており、例えば現代語の「夜が更けてゆく」を「更けゆく」と変えれば擬古文的表現になる。朝鮮語にも日本語に似た補助用言が多数あり、動詞の連用形に、あるいは語幹に語尾を介して結合する。朝鮮語の文法#連結語尾を参照。その他の言語にも複合動詞(英語版及び)を持つものは多く、複合動詞を構成する一方の動詞の意味が希薄化して用法が一般化され、補助動詞となった例(英語版)も多い。英語の助動詞(May、Can、Will、Shall、Haveなど)も、歴史の古さは様々であるが、すべて意味のある動詞に由来する。多くの言語で一般的に、独立の動詞 → 補助動詞 → 助動詞 → 接語・接辞 という歴史的変化が見られる。

出典:wikipedia

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