総の国オープン(ふさのくにオープン)とは、船橋競馬場で行われる地方競馬全国交流競走である。2005年創設。オープン特別競走としては地方競馬で数少ない全国交流競走(中央競馬は含まず)である。南関東以外の地区にとっては1着賞金500万円(2015年)が重賞並み、あるいはそれ以上のため地元なら重賞クラスという競走馬が集まる。以前は牝馬限定のダートグレード競走であるマリーンカップ、クイーン賞と同日に施行されたことがある。2005年は日本テレビ盃同日に施行された。以前は年に複数回行われていた。名称も2005年は3回ともふさの国オープンで、回次(第○回)が付されたが、2006年から2012年は上半期の開催では房の国オープン、下半期の開催では総の国オープンの名称で行われた。上半期に実施されていた房の国オープンは5月に開催されるダートグレード競走「かしわ記念」へのトライアル競走として位置付けられ、優勝馬にかしわ記念への優先出走権が与えられる競走であったが、2013年以後は、かしわ記念のトライアル競走として「柏の葉(かしわのは)オープン」が施行されており、「房の国オープン」は行われていない。出走条件はサラブレッド系3歳以上、フルゲートは14頭で地方他地区所属馬の出走枠は4頭と定められている。川崎競馬場では、2007年から例年1月に行われる「大師オープン」と「多摩川オープン」のオープン特別2競走を“地方交流”競走としている。ただし南関東地区以外の所属馬については、大師オープンでは報知オールスターカップ、多摩川オープンでは川崎記念にそれぞれ登録しながら除外された馬(補欠馬)を対象としており、出走枠は限られたものとなっている(他地区所属馬の出走枠は2頭である)。船橋競馬場では、2007年10月24日にも「習志野市きらっと特別」という地方競馬全国交流のオープン特別競走が行われた。サラブレッド系3歳以上馬による競走で距離はダート1700メートル。優勝賞金は450万円であったが、出走馬は南関東以外の地区から2頭、全体でも8頭(うち1頭は出走取消)にとどまり、2008年以降は施行されていない。
出典:wikipedia
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