あんくるバスは、愛知県安城市で運行されているコミュニティバスである。2000年より運航を開始。現在、系統は10本、東伸運輸・オーワ・大興タクシー・名鉄バスの4社によって運行している。2000年、名古屋鉄道が新安城駅・安城駅と高棚を結ぶ名鉄バス安城・高棚線の廃止を表明したことから、安城市は安城・高棚線を引き継いで自ら運営することを決定。安城・高棚線を引き継ぐ高棚線に、市街地を循環する市街地線を加え、東伸運輸に運行を委託して、同年10月から試験運行を開始した。2001年10月には、市北部の新安城駅から里町・柿碕町までを結ぶ北部線の試験運行も開始し、またこれまでの月曜運休から毎日運行に切り替えた。2001年9月には、バスの名称が公募の結果、「安城をくるくる回る」という意味から「あんくるバス」に決定した。2002年5月からは更生病院(現・安城更生病院)の郊外移転にともない、市街地・高棚線のルートが変更された。同年10月には、新安城駅・安城駅方面から東端を結ぶ名鉄バス路線の補助を打ち切って市運営に切り替えた。また同時に、これまで運行されていなかった南西部の桜井・藤井町方面の路線も新設し、南部線と桜井線が開通した。2003年4月からは東別所から安城更生病院・東刈谷駅を経由し新安城駅まで行く東西線が開業した。東刈谷駅は初めて市外に設置されたバス停となった。東西線は1便あたりの利用率が31.2人と全系統のうち最高となったが、距離が長いため運行本数が少なく東は東で西は西での利用が多く、東西を通しての利用が少なかったため、2004年10月から東西を分割し東部線と西部線とした。2009年10月には運行形態の見直しを行い、系統を7から10に、本数を40本から73本から増やした。左右周りを採用し、系統あたりの1日6本を確保したうえで、人口が多いもののルートから外れていた石橋・井畑団地、作野町と、高架化工事が完了した桜井駅をルートに組み込んだ。これにより、作野線、桜井西線と、市街地を巡回する循環線が誕生した。また、運行会社も名鉄バスが撤退し、新たにオーワが参入した。碧南市の「くるくるバス」が榎前町に榎前バス停を設け、あんくるバスとの乗り継ぎを始めた。2014年10月1日からは、障碍者社会参加促進事業の一環として障碍者手帳を所持対象者は無料になることを発表し、付添者も無料になる。また全路線の運行形態の見直しも行われ、東海道新幹線の線路より北側を運行する各路線はJR安城駅、南部を運行する路線は安城更生病院をそれぞれ運行拠点とするようになった(両地域を行き来する場合は循環線への乗り継ぎが必要)。南部線は碧南市の碧南市民病院、東部線は岡崎市の宇頭駅へそれぞれ乗り入れるようになった。循環線に関しては名鉄バスに運行委託され、manacaおよび相互利用が可能な各交通系ICが利用可能になり、両回り運行となった。 ※歴史博物館停には川島行のみ停車。JR安城駅方面行は通過。 ※榎前停にて、碧南市コミュニティバス「くるくるバス」に乗り換えができる。 ※6番系統と7番系統は、路線としては同路線。新安城駅を起点として、左回り:6番系統、右回り:7番系統としている。※0番系統は、右回りと左回りを運行しており、右回りのみ、教育センターや安城警察署などに停車する。1乗車につき、大人・子供問わず100円である。未就学児童は無料で乗車できる。循環線のみmanacaなどの交通系ICカードで支払うことが出来る。なお、車内では記名者本人のみ有効の1ヶ月定期券を1000円で発売している。2009年からは自動車運転免許の返納者に対して、2年分のあんくるバス無料乗車券を配布している。2014年10月からは障碍者手帳の所持者および付添者1名が手帳に貼り付けて見せるだけで無料になる。運行本数(2014年10月 - )運行期間下記の期間を除き毎日運行
出典:wikipedia
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