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スペルカード

スペルカードとは、同人サークル上海アリス幻樂団制作の、シューティングゲームを中心とした作品群「東方Project」で使用される用語、およびゲームシステムである。「スペルカード」という名称のシステムは東方Project以外の作品(『カルドセプト』『女神異聞録ペルソナ』など)にも登場しているが、本記事では東方Projectにおける「スペルカード」について解説する。本記事では、必要に応じて東方Projectの各作品名を略称で記す。詳細は、東方Project#凡例を参照。スペルカードは、東方ProjectのWindows版ゲーム作品に搭載されているゲームシステムであり、一言で言えば「必殺技」である。相手の攻撃に外見などから連想できる名前がつけられたもので、敵が使用するスペルカードは弾幕として表現され、自機の使用するスペルカードはボムとして発動する。一部の例外を除き、スペルカードの名前は“符名「カード名」”という形式になっており、符名にはカード名などをイメージした単語(博麗霊夢の「霊符」や霧雨魔理沙の「恋符」など。必ずしも「○符」という形式ではなく様々な単語が入る)が入り、カード名にはそのスペルカードの攻撃をイメージした様々な名称(霊夢の「夢想封印」や魔理沙の「マスタースパーク」など)が付けられている。スペルカードは各ステージのボスキャラクター(ボス)と、一部の中ボスが使用する。ボスの持つスペルカードを残り0枚にすることで、ボスを倒したという扱いになる。自機のスペルカードは「ボム」として搭載されている。使用すると人物のカットインと共にスペルカード名が表示され、一定時間完全無敵となる特殊攻撃が発動する。この特殊攻撃には敵弾を消去する効果があるものが多い。自機の種類によって、威力、弾消し性能、無敵時間などが異なっている。PC-98版ゲーム作品では、「スペルカード」という名称は無く、単にシューティングゲームとしての自機のボムや特徴的な敵弾があるだけであった。対戦型シューティングゲームである『花映塚』や、弾幕アクションゲームである『萃夢想』『緋想天』などではゲームシステムが異なるため、スペルカードの表現方法も異なっている。『永夜抄』には、「ラストスペル」という特徴的なシステムが存在する。本項目では、東方Projectの作中設定としてのスペルカードについて、主に東方Project関連書籍である『東方求聞史紀 〜 Perfect Memento in Strict Sense.』の記述をもとに解説する。スペルカードルールは、幻想郷内での揉め事や紛争を解決するための手段とされており、人間と妖怪が対等に戦う場合や、強い妖怪同士が戦う場合に必要以上に力を出さないようにするための決闘ルールである。作中では「弾幕ごっこ」と呼ばれることもある。基本的に、あらかじめ技の名前と命名しておいた名前の意味を体現した技をいくつか考えておき、それぞれの技名を契約書形式で記した契約書を任意の枚数所持しておくことになる。この契約書を「スペルカード」と呼び、名前の通りカードが使われることが多い。対決の際には、決闘開始前に決闘内での使用回数を提示して、技を使う際には「カード宣言」をする。体力が尽きるかすべての技が相手に攻略された場合は負けとなる。たとえ余力が残っていても提示した全枚数を攻略されたら、負けを認めなくてはならない。技の美しさにもウェイトが置かれていて、美しさを競うという面もある。このルールにより、異変解決者は異変を起こした妖怪に破れても何度でも挑戦でき、妖怪は一度でも敗れれば負けを認め後腐れなく異変解決となるようになっている。スペルカードルールが導入されるきっかけとなったのが「吸血鬼異変」である。これは、様々な理由から幻想郷の妖怪が著しく弱体化していたところに突如として強大な吸血鬼が現れ、瞬く間に妖怪たちを征服していった事件である。異変の解決後、妖怪たちは博麗の巫女である博麗霊夢に相談し、「スペルカードルール」と呼ばれる一連のルールを持つ決闘法を制定、導入することを決定した。これにより、「スポーツ感覚に近い決闘」と表現されるような闘いを気軽に行うことが可能となった。大規模な異変を引き起こしても、一度敗れたら素直に引き下がって禍根を残さないので、妖怪は異変を起こしやすくなり、人間も異変を解決しやすくなった(ただし当たり所が悪ければ死ぬこともある)。これにより、幻想郷を幻想郷として維持するのに不可欠とされる「妖怪が人間を襲い、人間は妖怪を退治する」という関係が、疑似的な決闘という形で保たれるようになった。この「スペルカードルール」を用いて初めて起こされた異変が、『紅魔郷』のメインストーリーとなっている「紅霧異変」である。スペルカードルール以外にも様々な決闘法が作られたが、スペルカードルールによる弾幕の美しさと多様さが大ウケしたため、他の決闘法はあまり使われていない。「霧雨魔理沙が書いた本」という体裁をとる、東方Projectの原作者であるZUNの書籍『The Grimoire of Marisa』では、魔理沙は『紅魔郷』(紅霧異変)から『地霊殿』までの間に自身が見たスペルカードの一部を纏めている。魔理沙は同書の中で「ルールの無い世界では弾幕はナンセンスである」と語り、八雲紫のスペルカード「弾幕結界」や藤原妹紅のスペルカード「インペリシャブルシューティング」のような「攻撃するよりも人に見せる事」に重きを置いたスペルカードは純粋な殺し合いをする場合ではナンセンスであると語っており、スペルカードとは「殺し合い」を「遊び」に変えるルールであるとしている。また魔理沙は『儚月抄』でも、スペルカードを知らない綿月依姫にルールを説明する際、「この世でもっとも無駄なゲーム」であると教えている。『儚月抄』は、2012年現在、ゲーム作品以外で明確にスペルカードルールに則った戦いが描かれた唯一の作品である。

出典:wikipedia

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