若一王子神社(にゃくいちおうじじんじゃ)は、長野県大町市にある神社である。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。以下の五柱の神を祀る。鎌倉時代、安曇郡一帯を治める国人領主の仁科盛遠が紀伊国熊野権現に詣でた際、那智大社第五殿に祀られる若一王子を勧請し、以降「若一の宮」(若一王寺、王子権現)と称されるようになった。その際、盛遠は後鳥羽上皇の知遇を得て西面武士として仕えた。仁科氏が主家の武田氏とともに滅亡すると、織田信長以後の天下人は安曇郡を歴代松本城主の所領とし、松本藩の庇護を受けるようになった。明治の神仏分離の際に、寺号を廃して現社名に改称した。昭和6年に県社に昇格し、昭和51年に神社本庁の別表神社に加列された。本殿は弘治2年(1556年)に仁科盛康により造営されたもので、重要文化財に指定されている。拝殿は昭和50年(1975年)に伊勢神宮の旧社殿の一部を譲り受けたものである。本殿東の観音堂には、若一王子の本地仏とされた十一面観音の像が安置されている。他に三重塔がある。
出典:wikipedia
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