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太陽 (タロット)

太陽(たいよう、英:The Sun, 仏:Le Soleil)は、タロットの大アルカナに属するカードの1枚。別名「二つの太陽のカード」。カード番号は「19」。前のカードは「18 月」、次のカードは「20 審判」。アーサー・エドワード・ウェイトのタロット図解における解説では「物質的な幸福・幸運な結婚・満足」を意味するとされる。ヘブライ文字はレーシュ(ר)、ただし複数の異説がある。「黄金の夜明け団」の説ではホドとイェソドのセフィラを結合する経に関連付けられている。以下のような諸説がある。象徴的に太陽は、朝を告げ、光を与え、活力の源であり、陽であり、プラスである。しかし、太陽の熱は時として、水を枯れさせ、大地を荒らし、あらゆる生命を脅かす脅威ともなる。こういった両面は古来より男性を陽として表してきたことを納得させる部分と言える。また、太陽を神として崇める風習(太陽信仰)もエジプトやアステカ・日本など世界各地で多く見られる。マルセイユ版では、人の顔を持つ「太陽」と降り注ぐ数多の雫の他に、互いに青い腰布を巻いた2人の子供、後方に見えるレンガ造りの壁、子供の足元に置かれた2つの石が確認できる。この太陽は、対立する性質の融合を表している。太陽から伸びる太い16本の光線は、鋭角的に尖ったものと柔和的にくねくねしたものとが交互に描き表されているが、これは太陽が肯定的エネルギーと否定的エネルギーの両方を併せ持っている事を表しており、あらゆる対立する力の究極的な結合によるエネルギーを持つと解釈される。さらに「太陽」の顔は(「月」が横向きなのに対し)正面を向いている。これは太陽の影響力が広大であり、また恒常的に行われていることを表す。即ち、太陽は地球をはじめ太陽系諸惑星の中心であり、たとえ夜であってもその活動が止まることはなく、人間の内外におけるリズム、果ては宇宙のリズムに欠かすことのできない偉大な存在であることを暗示している。この「太陽」だけを見ると、まさに完成された究極存在であり、一連の大アルカナの最後に位置すべきカードのようにも思える。しかし「太陽」は19番で、後に2枚も控えている。19番たる所以は2人の人間が描かれる事によって表されている。この2人は子供である。しかしそれ以外に身体的特徴は描かれていない。ただ一つ明らかな点は2人が非常によく似ていることで、これは双子の象徴である。この点を踏まえるなら、象徴的に腰部分を隠すことを「互いに異性同士である」と強調していると解釈できる。双子の象徴は「太陽」以前のカードにも多々登場した象徴であるものの、確立された個別の人間として現実的に描かれるのは初めてである。さらに対存在が直接的に干渉しあう描かれ方も初めてである。これは「太陽」に至り、相反する2つの性質が初めて別個として区別され、あらゆる対立物、即ち、男と女、霊と肉、心と身体などが直接的・人間的な方法で関わることが出来るようになったことを暗示している。加えて後方の壁は、2人の子供の立つ場所が、あらゆる外的要因から隔絶された極めて安全な領域であると保証し、この段階における対立物同士の接触が何者にも邪魔されることなく、太陽の仲介の下に行われていることを表している。さらに足元の石は黄金色であり賢者の石を連想させる。つまり破壊することのできない本質を表すと解釈され、この「太陽」における接触が、極めて重要な本質的変革の第一歩であることを暗示し、この後に控える最終段階への第一歩であることを暗示している。故に、「月」によって蓄えられた雫は大地へ放出され、再び大地を活性化させる。

出典:wikipedia

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