ブライアン・ジェームズ・ブキャナン（Brian James Buchanan, 1973年7月21日 - ）は、アメリカ合衆国出身のプロ野球選手（外野手、内野手）。バージニア大学から、1994年にドラフト1位（24順目）でニューヨーク・ヤンキースに入団。1997年オフにチャック・ノブロックとのトレードでエリック・ミルトンら3人と共にミネソタ・ツインズに移籍する。2000年にメジャーデビュー。2001年は69試合に出場し、10本塁打を放った。2002年のシーズン途中にサンディエゴ・パドレスに移籍すると、翌2003年には自己最多の115試合に出場した。4番を打ったこともある。メジャー通算346試合出場で打率.258、32本塁打を記録している。2006年は独立リーグのセントポール・セインツでプレーしていたが、オフに福岡ソフトバンクホークスと契約。2007年は主にDHとして99試合出場し、打率.285、11本塁打、48打点の成績を残すも、アダム・ハイズデュと共に11月30日に戦力外通告を受け退団。2008年、カンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約。おもにDHを任されるが、投手としても3試合に登板している。2010年より、カンザスシティ・ロイヤルズ傘下の、ルーキー・リーグアイダホフォールズ・チュカーズの監督を勤めている。193cmという巨体に似合わず器用な打撃を持ち味としており、また多少打つときに詰まっても軽々と飛ばす長打力も兼ね備えている。また進塁打やチームプレイを意識したコメントが多い。応援歌の中で粉砕隊長と呼ばれた。WWEのプロレスラー、バリー・ブキャナンのあだ名に由来する。ベンチでチームメイトの多村仁やリック・ガトームソンと笑顔で抱き会う姿がよく見られ、日本文化に馴染もうとカレーライスでも箸で食べたりと、気さくな人柄ということがうかがえる。妻の父親はNBAの往年の名選手ジョン・ハブリチェックである。ヒーローインタビューに子供と一緒に上がったときに、子供がマイクを向けられ「ありがとう」と喋った。

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