山田 大樹(やまだ ひろき、1988年7月30日 - )は、茨城県つくば市出身の福岡ソフトバンクホークスに所属するプロ野球選手(投手)。つくば秀英高校では最速143km/hの速球を武器に1試合23奪三振を記録した。3年生だったの夏の県大会では背番号10ながら県内ナンバーワン左腕と評され、チームの先発投手の二枚看板としてベスト8進出に貢献した。なお、高校時代には大リーグのスカウトも視察に訪れたという。同年のドラフトにてソフトバンクから育成選手として指名を受けた。大学進学も検討していたが、支度金300万円、年俸240万円(いずれも推定)で入団した。に左肘の手術を行った影響などもあって伸び悩み、育成選手の在籍期限となる3年間で通算24試合に登板して計3勝4敗と二軍で十分な成績を残せず10月30日に一度自由契約となった。しかしテスト生として参加したソフトバンクの秋季キャンプで、視察に訪れた球団会長の王貞治から素質を高く評価され、11月12日に改めて育成選手として契約を結んでいる。球速も152km/hまで上がり、3月17日に支配下選手登録。同じ長身左腕の金田正一のようになってほしい、という王の期待もあって背番号は34になった。ウエスタン・リーグの8試合でリーグトップの5勝を挙げ、防御率も同2位の2.76という投球内容が評価され、6月10日に初の一軍昇格。同日の福岡ドームでの対横浜戦に先発した。その後は先発ローテーションに入り、先発3試合目となった6月24日の対日本ハム戦で9回途中まで1失点に抑えて、パ・リーグの育成出身選手として初の勝利投手になった。その後1軍のローテーションを守り、4勝を挙げた。ダルビッシュ有に投げ勝つ試合もあった。は開幕からローテーションに定着、5月20日の対阪神戦では4安打完封勝利で、早くも自己最多タイとなる4勝目を挙げる。また、これがパリーグの育成出身投手としては初の完封勝利となった。さらに同年は11月17日の日本シリーズ第5戦に先発登板し、6回無失点で勝利投手となりパリーグの育成出身選手として日本シリーズ初勝利を挙げた。またアジアシリーズ2011では、予選リーグの韓国代表三星ライオンズ戦に先発し、7回無失点で勝利投手となった。は、自己最多の8勝を挙げ、初めて規定投球回にも到達した。契約更改では、1000万円増の4000万円で更改した。しかし翌はわずか9試合の登板で3勝3敗、防御率4.58の成績で終わってしまった。は1試合の先発に終わった。は好調な先発投手陣に割って入ることができず、1軍登板なしでシーズンを終了した。打者の手元で微妙に変化する平均球速約137km/hの速球を長身から投げ下ろし、これに加えてスライダー、チェンジアップなどで打たせて取るスタイルを持ち味とする。
出典:wikipedia
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