ジャン=マイケル・ヴィンセント("Jan-Michael Vincent"、1944年7月15日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。マイケル・ヴィンセント("Michael Vincent")やマイク・ヴィンセント("Mike Vincent")の芸名で活動していた時期もある。コロラド州デンバー出身。父はアメリカ空軍のパイロットで、10代の時に家族でカリフォルニア州ハンフォードへ移った。1967年頃から端役で俳優としての活動を始める。『テキサスの七人』で映画デビュー。1978年のサーフィン映画『ビッグ・ウェンズデー』に、主人公のマット( "Matt Johnson" )役で出演。この作品は多くの観客に鮮烈な印象を残し、スターの仲間入りを果たす。アメリカのCBSが1984年から放送を開始したテレビドラマ・シリーズ『"Airwolf" 』に、主人公のストリングフェロー・ホーク( "Stringfellow Hawke" )として出演。同シリーズは1987年まで続く人気シリーズとなり世界各国でも放送(日本では、日本テレビ系で『超音速攻撃ヘリ エアーウルフ』のタイトルで1986年10月から1987年11月まで放送。その後、続編も放送)され、多くのファンを獲得した。ヴィンセントの『エアーウルフ』の1話分の出演料は20万ドルとも言われ、当時のアメリカテレビドラマ界で最高金額であったという。一方、この頃からアルコール依存症とドラッグの問題を抱えるようになり、酔ったまま撮影現場に現れ、台詞が覚えられないなど撮影に支障を来すことが増えていった。こうした経緯から、人気とは裏腹に映画・テレビ関係者から敬遠されるようになり、『エアーウルフ』の後は低予算の映画に細々と出演していたが、1996年に大きな飲酒事故を起こして頸椎と声帯に損傷を負ったため、役者として致命的なかすれた声になってしまった。1998年の『バッファロー'66』では脇役で注目を浴びたものの、2000年には飲酒問題で逮捕。保護観察審査に酔った状態で現れたり、当時の交際相手に暴力を振るったりしたため、60日間刑務所に収監された。再び表舞台に立つことはなく、2002年3月公開のインディーズ映画『White Boy』(アメリカでのビデオ版タイトルは『Menace』)を最後に事実上引退した。映画では『ビッグ・ウェンズデー』を超える評価を得るには至っていない。
出典:wikipedia
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