知多四国八十八箇所（ちたしこくはちじゅうはちかしょ）は、愛知県の知多半島にある88ヶ所の弘法大師（空海）ゆかりの札所の総称。大御堂弘法大師（空海）は、東国巡錫の途中に知多半島に上陸し、その時、弘法大師は知多の風景があまりにも四国に似ていることに驚き、「西浦や 東浦あり 日間賀島 篠島かけて 四国なるらん」という歌を詠んだとされている。その後1809年（文化6年）に、妙楽寺住職亮山阿闍梨が弘法大師の夢告によって発願。三度四国に巡拝を重ね、岡戸半蔵・武田安兵衛の協力を得て、知多四国霊場を開創したとされる。小豆島八十八箇所、篠栗四国八十八箇所と共に、「日本三大新四国霊場」に数えられることもある。合計100ヶ所を巡礼する。

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