カラス(KAROUS)は、マイルストーンが開発、2006年11月に稼動したアーケードゲームである。ジャンルは、縦スクロール弾幕シューティング。2007年1月29日にマイルストーン公式HPのコラム内でドリームキャストへ移植されることが発表され、2007年3月8日に発売された。日本国内で発売されたセガ(後のセガゲームス)製ハードの最後のソフトである。翌年2008年4月10日には、Wii移植版『マイルストーンシューティングコレクション カラスWii』が発売された。『ラジルギ』に引き続いて本作もポリゴンをトゥーンレンダリングで描画しており、全体的にモノクロームな配色がなされている。ゲームシステムも『ラジルギ』を踏襲したものをベースに、新たに「難易度選択」「経験値による武器のレベルアップ」を追加。アクション要素が強くなり、プレイスタイルの幅が広がっている。独特な世界観については、作中で見られるメールやステージ間デモで断片的に示されている。また、『ラジルギ』や『カオスフィールド』と何らかの繋がりがあるように思われる描写・設定も見受けられる。なお、BGMも前述の世界観を意識してか、ドラムンベースやハードコアなど、ラジルギのような明るめなものとは逆の濃いテクノで構成されており、アルカディア大賞ベストVGM賞にノミネートされている。とある宇宙、とある地球の物語。天界に浮かぶ大陸は、核戦争から復興した地上、レデンを見下ろしていた。天界の人々ラファにとっては地上は忌むべき存在だった。ヒト、と呼ばれる地上人達はその貪欲な文明の手を天界に伸ばしつつあった。ヒトとの大戦で両親を失った少女、カラスは、父が遺した言葉、「神の血」を求めて地上を目指す。―カラスはまだ知らない。神の血とは何かも、天と地の繋がりも、そして、両種族間で進行する忌々しい計画も…。1レバー+3ボタン制。Aボタンでショット、Bボタンでソード、CボタンでD.F.S。機体にはライフゲージ(HPゲージ)が存在し、敵弾に当たるとダメージを受け、HPゲージがゼロになるとゲームオーバー。本作では、ゲーム開始時に難易度の選択が可能となっている。武器はラジルギと同じく、「ショット」、「ソード」、「シールド」を使用し、ボムは「D.F.S」に入れ替わっている。D.F.Sを除いた武器は経験値チップを一定数集める、もしくはレベルアップアイテムを入手する事でレベルアップする。レベルが上がっていくと武器の性能が変化し、より強力な攻撃が可能となる。更に、各武器レベルを合計した総合レベルがそのまま得点倍率となっている為、単純にクリアを目指す場合は勿論、スコアアタックに挑戦する場合でも、効率よく武器をレベルアップさせていく事が重要となっている。各武器のレベル上限は100。Wiiへの移植版にはカラスの他、「シューティングコレクション」という副題通りに『カオスフィールド』と『ラジルギ』も同時収録されている。ただし、最初から遊べるのはカラスのみで、他の2タイトルは一定条件を満たさないとプレイ出来ない。また、サウンドテストも追加されており、ゲーム中で使用されたBGMを任意に聴く事ができる。
出典:wikipedia
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