ラピテース(, )、あるいはラピトス(, )は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してラピテスとも表記される。主にラピテース族の名祖のほか、数人が知られている。このラピテースは、テッサリアーの河神ペーネイオスの娘スティルベーとアポローンの子で、ケンタウロスと兄弟。一説にはアイネウスという兄弟もいた。エウリュノモスの娘オルシノメーとの間にポルバース、ペリパースを、また一説に母スティルベーとの間にトリオパースをもうけた。ラピテース族はラピテースに由来し、ラピテースはペーネイオス河流域を支配し、2人の子ポルバース、ペリパースもラピテースの後を継いだ。しかしポルバースは後にエーリス地方に去り、一説によるとポロバースにアウゲイアースとアクトールが生まれた。一方、ペリパースにはアンティオーンという子供があり、アンティオーンからイクシーオーンが生まれたという。ポルバースがラピテースの子であることはパウサニアスも述べている。またアンティオーンがイクシーオーンの父であることはアイスキュロスが現存しない悲劇『イクシーオーン』の中で述べたといわれている。
出典:wikipedia
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