楓(かえで)は、SNKの対戦型格闘ゲーム『月華の剣士』シリーズに登場する架空の人物。担当声優は水津浩志。『月華の剣士』シリーズの主人公。孤児であったが、慨世に引き取られる。既に慨世の養子として育てられていた守矢と雪は義理の兄・姉に当たる。12歳のとき、嘉神慎之介によって慨世を殺害される。しかし楓は(既に嘉神はその場におらず、嘉神の血がついた刀を守矢が握っていたことから)、慨世を殺した犯人を守矢だと誤解して斬りかかってしまう。守矢はその刀を避けもせずに受けた後、楓たちの下を離れる。その後は玄武の翁のもとで剣の修行をするが、17歳のとき、守矢を探しに旅に出る。自分でも気付かないうちに、慨世から地獄門を守る四神の1人・青龍の力を継承している。そして、戦いの最中に『もう一人の自分』が覚醒するようになる。覚醒すると、その容貌は金髪・紅眼に変わる。普段は温厚な少年で勝利デモにも対戦相手を気遣うような台詞が見られるが、覚醒後は好戦的で傲岸不遜ともいえる性格に豹変する。しかし、いわゆる二重人格とは違うらしく、当時のSNKのスタッフによると「覚醒前の楓が覚醒後の楓の行動を悔やむ(あるいは逆に覚醒後の楓が覚醒前の楓の行動を歯がゆく思う)ということもある」とのこと。『ネオジオバトルコロシアム』(以下、『NBC』と表記)に登場を果たした。初代『月華の剣士』(以下『一幕』と表記)では、対戦中に「もう一人の自分」を覚醒させることができる。剣質ゲージを消費する必要はあるものの任意に発動可能だが、その間は常に体力が減少し続け、そのラウンド中は元の姿には戻れないというリスクを伴う。しかし、一度覚醒すると、あらゆる技(特に必殺技)が覚醒前と比べて高性能になり、前述のハンデを補って余りある強さを見せる。特に剣質・技で覚醒すると大変な強さを発揮する。『第二幕 月華の剣士』(以下『二幕』と表記)で通常に選択できる楓は覚醒後での姿であり、体力の減少は無くなった。また、隠しキャラクターとして覚醒前の楓も使用可能だが、この楓は覚醒することができない。上記の通り『一幕』では覚醒後の性能が高く猛威を振るったため、『二幕』では覚醒前・覚醒後とも性能が削ぎ落とされて大幅に弱体化した。『NBC』では『二幕』と同様の仕様になっており、覚醒後のみが使用可能。なお、『二幕』での隠しコマンドの由来は楓の誕生日から来ている。原則的に「一刀」は覚醒前、「晨明(しんめい)」は覚醒後の技である。いずれも『NBC』では使用されていない。
出典:wikipedia
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