『バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法』は、1991年12月29日にバンプレストから発売されたスーパーファミコン用シミュレーションゲーム。1991年12月29日にバンプレストからスーパーファミコン専用ゲームソフトとして発売された、複数のロボットアニメ作品によるクロスオーバー作品である。ただし、登場するロボットは全て擬人化によりデフォルメされており、ゲーム中のシナリオと原作との関連性はほとんど無い。当時のシミュレーションゲームとしては珍しいリアルタイム制を採用しており、リアルタイムストラテジーに通じる独特のゲーム性を有している。ゲームの最初にプレイする種族を選択する。選択した種族の最高指揮官が主人公となる。途中まではそれぞれの種族で独立したシナリオとなっているが、ゲームの後半で3種族が合流し、シナリオも共通のものとなる。本作では、1人の指揮官と3人までの兵士または特殊ピースによって編成される「ユニット」が基本的な行動単位となっている。一度に編成できるユニット数の上限は8である。各ステージには「敵指揮官を一定以上倒す」、「敵軍のGHQを占領する」などの勝利条件が設定されている。一方、自軍のGHQが占領されるか最高指揮官が死亡すると自軍の敗北となり、ゲームオーバーとなる。指揮官、兵士および訓練済みの新兵は以下のいずれかの兵種に属する。サブタイトルの「八武衆」はこれら8種類の兵種のことである。ほきゅうピースやミサイルなどの兵器がこれに該当する。ミサイルを使用するには「兵器開発」コマンドで開発した後に「生産」コマンドで生産し、ユニットに組み込む必要がある。ミサイルは「発射」コマンドで発射できるが、1ピースにつき1発しか発射できないので使いどころをよく考える必要がある。兵士が所持している武器は通常兵器と地点攻撃兵器に大別される。それぞれの武器には消費する弾薬の種類が設定されている。通常兵器によって与えるダメージは一律1ポイント、地点攻撃兵器によって与えるダメージは一律2ポイントである。ゲーム中で表示される武器の破壊力は実際には命中率に影響する。兵士はアイテムを4つまで所持できる。弾薬は対応する武器を使用することによって自動的に消費される。回復アイテムのきゅうきゅうセットなどのアイテムを使用するには、アイテムにカーソルを合わせて「装備」コマンドを実行する必要がある。

出典:wikipedia