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青女房 (妖怪)

青女房(あおにょうぼう)または青女(あおおんな)とは、鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』、熊本県八代市の松井文庫所蔵『百鬼夜行絵巻』などの江戸時代の妖怪画にある日本の妖怪。『今昔画図続百鬼』では、眉毛がぼうぼうに伸び、お歯黒を黒々と付けた女官の姿で描かれている。解説文には、荒れ果てた古御所で、誰かが訪ねて来るのに備えて常に化粧をしているとある。室町時代の『百鬼夜行絵巻』(真珠庵所蔵)などにも鏡をのぞきながらお歯黒をつけたりする女官の姿の妖怪たちが描かれており、石燕がモデルとした妖怪画はこれであるといわれている。また、青女房(あるいは青女)という呼称は、本来の意味では貴人に仕える若い女性、もしくは未熟な女性を指し、そうした言葉をもとにした創作妖怪として、石燕が描いたものであるとも解釈されている。江戸時代の絵巻物『百鬼夜行絵巻』(松井文庫所蔵,1832年)では、扇を持った姿で描かれており、青女坊という名前が記されている。『百物語化絵絵巻』ではおなじデザインの妖怪が下口という名前で描かれていることが確認できる。『吾妻鑑』において、将軍源実朝が怪異に会ったという件(くだり)で語られている。「青女の怪」という意味では、こちらの方が古い年代に記録されたものである。13世紀初めの建暦3年(1213年)8月18日条の記述として、次のようにある。子(ね)の刻である為、将軍家南面は灯(ともしび)が消え、静まり、音もない状況だった。丑の刻に至り、夢の如く青女一人、前庭を走り通る。しきりに問うが、ついに名乗らない。しかし、ようやく門外に至ると、にわかに光る物がある(『吾妻鑑』では実朝の代以前にも謎の光物の記述がある)。松明の如く光っていた。その為、陰陽師安倍 少允 親職( - ちかもと)を召す。親職は衣を逆さまにして参ずる。将軍は直に事の次第を仰せられた。よって勘申(かんじん)して曰く、「殊(こと)なる変にあらず」と伝えた。しかれども南庭において、招魂祭が行われた(不安を与えない為の配慮と見られる)。なお、翌日の8月19日条では、「丑の刻に大地震が起こった」との記述がある。

出典:wikipedia

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