機動戦士ガンダムSEED ASTRAY(きどうせんしガンダムシード アストレイ)は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』のサンライズ公式の外伝作品である。「ASTRAY」とは作中に登場する主役モビルスーツ (MS) の名称で、「王道ではない」という意味が込められている。複数の作家の手で複数の雑誌に展開されているが、その全てを統括するのは千葉智宏(スタジオオルフェ)であり、彼のシナリオに基づいて全てのストーリーが有機的に関連している。『SEED』第30話で爆発に巻き込まれたキラ・ヤマトがどのように生存したのかなど、TVシリーズとの繋がりを意識したエピソードも幾つか製作されている。また、多少設定に変更があるものの『SEED ASTRAY』は模型店の店頭プロモーション用に映像化されている。この項目では、第1作の『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』から『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女』までのシリーズ全般について扱う。登場人物については機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズの登場人物を参照のこと。機動戦士ガンダムSEED ASTRAY(きどうせんしガンダムシード アストレイ)は、「月刊ガンダムエース」(漫画)、「月刊少年エース」(漫画)、「電撃ホビーマガジン」(ジオラマストーリー)、「ザ・スニーカー」(小説)の4誌で展開された作品である。それぞれの雑誌で別のストーリーが進行し、各雑誌版を独立した作品として読めるだけではなく、全てのストーリーを読むことで雑誌を越えた伏線が理解できるように考慮されており、より広い世界観を表現するものとなっている。漫画版の主人公となるのは、ジャンク屋のロウ・ギュールと彼が乗る機体「アストレイ レッドフレーム」。ジオラマストーリー版および小説版の主人公となるのは傭兵部隊「サーペントテール」の叢雲劾(ムラクモ・ガイ)と彼が乗る機体「アストレイ ブルーフレーム」である。機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY(きどうせんしガンダムシード エックス アストレイ)は、「月刊ガンダムエース」に連載された漫画作品である。漫画はときた洸一が担当している。ガンダムエース版『ASTRAY』の続編で、SEEDのアニメ本編「PHASE-46 - 47」における空白の2か月間に起こった出来事を描いている。このストーリーでは新キャラクターであるプレア・レヴェリーとカナード・パルスとの対決をメインに描き、前作の主人公であるロウ・ギュールや叢雲劾はサブとして登場している。機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY(きどうせんしガンダムシード デスティニー アストレイ)は、『ASTRAY』の続編であり、同じく「月刊ガンダムエース」(漫画)、「電撃ホビーマガジン」(ジオラマストーリー)、「ザ・スニーカー」(小説)の3誌で展開されていた。『SEED DESTINY』のTVシリーズ放送中は『SEED』の最終話終了後から、続編である『SEED DESTINY』までの約2年間を主な舞台としていたが、TVシリーズの終了以降は『SEED DESTINY』の中で描かれなかった裏事情を描くエピソードに突入した。主人公は、新たに戦争カメラマンのジェス・リブルと、彼がロウ・ギュールから譲り受けたMS「アストレイ アウトフレーム」となった。これまでに登場したサーペントテールやカナード・パルスなどのキャラクターも登場するが、あくまで脇役である。2006年7月にプラモデル『1/100 ゴールドフレーム天』が発売されたことを記念してのキャンペーン企画。以下のような展開が行なわれた。機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY(きどうせんしガンダムシード コズミック・イラななじゅうさん デルタ アストレイ)は『DESTINY ASTRAY』の続編として描かれた物語で、「ガンダムエース」で連載された漫画作品である。担当はときた洸一。物語はロウたちが火星に行き、そして火星に住む人々=マーシャンの若者たちがとある任務のために地球圏に飛来したことから始まり、その後ユニウスセブンが地球に落下する事件以降からデスティニープラン発表直後までが描かれた。またあるエピソードの裏側を書いた「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER- SPECIAL STAGE」が電撃ホビーマガジン(以下DHM)2006年12月号に掲載された。後に後日談とも言える「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER PHANTOM PAIN REPORT」がDHM 2007年6 - 9月号にて連載された。機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS(きどうせんしガンダムシード フレイム アストレイズ)は、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』シリーズの一編として描かれる物語である。『電撃ホビーマガジン』で連載された。千葉智宏によるジオラマストーリーと、ときた洸一による漫画の同時展開となっている。これまで(スニーカー版『ASTRAY』や『ASTRAY B』を除き)主役としては登場しなかった、ブルーフレームのパイロット・叢雲劾とその仲間達…傭兵部隊サーペントテールを主役とし、『SEED DESTINY』時代の彼らの活躍を描く物語である。新たなメカニックとして、「アストレイ グリーンフレーム」「ハイペリオンG」、そして劾の新たな愛機「アストレイ ブルーフレーム サード」が登場。機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY(きどうせんしガンダムシード ヴァーサス アストレイ)は、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』シリーズの一編として描かれる物語である。『電撃ホビーマガジン』で連載された。2009年10月号にはプロローグとしてショートフォトストーリーが掲載されている。『SEED DESTINY』終盤を時代背景とし、連合、ザフト、オーブのどこにも属さない新たな勢力「ライブラリアン」が主軸となる物語である。機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R(きどうせんしガンダムシード デスティニー アストレイ アール)は、『月刊ホビージャパン』2013年6月号から2014年5月号まで連載された作品。ロウ・ギュールの視点で展開される。時間軸的に『Δ ASTRAY』と重複しているが(ロウが火星より地球圏へと帰還し、レッドフレームをディアゴから回収後の状態からスタートしている)、あくまでもロウ視点での自身の体験した出来事をメインとした構成となっている。月刊ホビージャパンにて連載。機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY B(きどうせんしガンダムシード デスティニー アストレイ ビー)は、『電撃ホビーマガジン』2013年6月号から2014年5月号まで連載された作品。小説本編は公式HPでの掲載で、『電撃ホビーマガジン』では小説のショート版と模型作例が掲載されている。叢雲劾の視点で展開される。劾とゆかりの深い男・ダンテ・ゴルディジャーニ率いる傭兵コンビとの戦いを描いている。時間軸的には『DESTINY ASTRAY』の「南米独立戦争編」より後、「インパルス開発編」より前の時期である。機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女(きどうせんしガンダムシード アストレイ てんくうのプリンセス)は、『ガンダムエース』2015年10月号から連載中の漫画作品で、現時点での『ASTRAY』シリーズ最新作。ときた洸一が作画を担当するが、ときたは同誌にて既に『ガンダムEXA VS』を連載しており、2作同時連載となったため、本作は不定期連載の形をとっている。『SEED DESTINY』終了後のC.E.を舞台に、ロンド・ミナ・サハクが自らの後継者候補に選んだ2人の少女風花・アジャーとラス・ウィンスレットの成長物語を描く。物語の中で、ウィンスレット・ワールド・コンツェルン社という企業が登場している。
出典:wikipedia
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