株式会社IHI(アイ・エイチ・アイ、英:"IHI Corporation")は、東京都江東区豊洲に本社を置く、重工業を主体とする日本の製造会社。旧社名は石川島播磨重工業株式会社(いしかわじまはりまじゅうこうぎょう、"Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd,")。2007年7月1日付をもって、従来略称として用いてきたIHIを正式社名に変更した(「H」はHarimaではなくHeavy IndustriesのH)。幕末以来160年を超える歴史を誇り、重機などの重工業において、日本を代表する名門企業の一つである。日本の工業技術をリードしてきた企業の一つであり、旧国鉄(現:JR東日本)東京駅の丸の内側本屋の鉄骨の建造(施工は大林組が担当し、1914年に開業)、永野治による日本初のターボ・ジェットエンジン開発(1945年)、日本国内最大の大型海水淡水化装置建設(1967年)、東京湾アクアライン工事用シールド掘進機納入(1997年)、明石海峡大橋のケーソンやタワー(主塔)の建設(1998年)など、その業績は数多い。そのため、同社のトップは政財界において大きな発言力を持ち、社外においても様々な場面で重用されてきた。最近では伊藤源嗣が日本経済団体連合会(日本経団連)の評議員会副議長を務めていた(就任時は社長、2003年~2007年)。1980年代に中曽根康弘首相が進めた行政改革においては、その基本方針をまとめた第二次臨時行政調査会の会長を同社出身の土光敏夫が務め、その主要政策として実行された日本電信電話公社の民営化では真藤恒が同公社の最後の総裁、及び日本電信電話(NTT)の初代社長としてその移行を実現させた。また、稲葉興作は1993年~2001年に日本商工会議所の会頭であった。元来独立系の企業だが、土光敏夫が三井グループの東京芝浦電気(現:東芝)の再建に関わって以来東芝と密接な関係にあるため、三井グループを構成する二木会(社長会)・三井業際研究所(二木会直轄のシンクタンク)・綱町三井倶楽部(三井系の会員制クラブ)及び月曜会(三井グループ各社の役員間の相互親睦と情報交換を目的とする会合)に加盟している。一方、旧石川島重工業と旧第一銀行とのつながりから、メインバンクはみずほ銀行であり、IHIは第一勧銀グループにも属している。2012年10月からコーポレートメッセージを「Realize your dreams」とした。主力工場は次の通り。総合重工という業態から、取扱製品は多岐に渡る。詳しくは同社ウェブサイト内の製品案内を参照。同業他社と比べると、日頃から目に触れるような一般民生品や耐久消費財が少ない。船舶・海洋事業については、2002年に分社化したアイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド (IHIMU) 、2013年からはIHIMUがユニバーサル造船と合併したジャパン マリンユナイテッドに移行した。戦前の日本海軍からの受注は小型艦が主立っていたが(幕末および明治初期に数隻建造したのみで軍艦建造から離れたが、大正期になり駆逐艦建造で復帰)、当時先進的な上陸戦能力を備えていた日本陸軍の船舶部隊より、特種船と称す大型揚陸艦(現代の強襲揚陸艦の嚆矢とされる船種)を受注しており主力船2隻を建造している。戦後は輸出向けに建造されたことはないため、納入先は海上自衛隊のみである。航空の分野において、IHIはジェットエンジン製造を専業とし、初の国産ターボ・ジェットエンジン「ネ20」は同社の製品である。国内におけるジェットエンジンのシェアは60%を超え、トップである。宇宙事業は100%子会社のIHIエアロスペースがその多くを担っている。2007年に行った会社名変更に合わせ、子会社も従来の「石川島~」から「IHI~」に名称を改めてきている。また本店住所、出資比率もあわせて記載する。名門であるが故に、日本企業の持つ構造的な問題点を抱えているとも指摘できる。その一つとして、各種公共事業における談合に同社が積極的に関与しているという疑惑が持たれており、2005年に発覚した橋梁談合事件では法人としての同社と個人としての同社元社員が起訴された。現在→2014年10月~は心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU(日本テレビ)へ提供番組を移動。→番組の終了に伴い2015年4月~はNEWSZERO(同局系、テレビ宮崎を含む)の金曜後半枠1社へ提供番組を再移動。過去
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