


オジブウェー語(Ojibwe)(オジブウェー語では「オチポェーモオィヌ」(ᐅᒋᐧᐯᒧᐧᐃᓐ/Ojibwemowin))又はアニシナーベ語(オジブウェー語では「アニッシナーペーモオィヌ」(ᐊᓂᐦᔑᓈᐯᒧᐧᐃᓐ/Anishinaabemowin))は北米大陸の五大湖からその西の平原にかけてオジブワ(チペワ)族により話されている言語である。アルゴンキン語族に属し、他のアメリカ諸語と同じく抱合語(複統合語)である。アメリカ先住民の言語の中でも話者が多く、また方言も多様である。カナダでは音節文字で書かれている。本稿では西南方言に属するミネソタ方言を主とし、表記はフィエロ二母音式(Fiero Double-Vowel System)をとる。オジブウェー語では生物(生きているもの)か非生物(生きていないもの)かの区別が名詞の形式に表される。これは伝統的な思想に由来するもので現在に生物ではないと考えられているもの(例えば霊魂の宿る岩)でも生物のグループに入ることがある。また生物・非生物で意味を違える単語があり、木を意味するmitigは生物形(複数mitigoog)では生えている木を表し、非生物形(複数mitigoon)では木の棒を表す。名詞は単数形と複数形をとり生物複数形は-g,非生物複数形は-nをとる。動詞は主語と目的語によって異なる語形をとる。 生物 / 非生物、単数 / 複数、一人称 / 二人称 / 第一三人称(proximate: 近接) / 第二三人称(obviative: 忌避)によって14種の形をとる。三人称には二種類あり、「彼は彼に会った」のように異なる三人称の名詞が二つある場合に片方が第一三人称、もう片方が第二三人称で表される。第二三人称は第四人称とも呼ばれる。人称代名詞は数・人称によって異なる形を取る。一人称複数は包括的(inclusive)と除外的(exclusive)の二つがあり、前者は話している相手を含む場合、後者は含まない場合に用いられる。一人称単数"niin"、一人称複数(包括)"niinawind"、一人称複数(除外)"giinawind"、二人称単数"giin"、二人称単数"giinawaa"、三人称単数"wiin"、三人称複数"wiinawaa"である。独立した語でなく名詞の頭について人称を表す人称接辞も一人称 "n-
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。