『美少女戦士セーラームーン』(びしょうじょせんしセーラームーン) は、武内直子の漫画『美少女戦士セーラームーン』を原作としたミュージカル(通称・セラミュ、セラミュー)。『美少女戦士セーラームーンR』の放送中の1993年夏にミュージカル『美少女戦士セーラームーン外伝 ダーク・キングダム復活篇』として初演された。基本的にキャラクターの設定・性格などはテレビアニメをベースに、コミカルな作風となっている。初代セーラームーン役には大山アンザ(現・ANZA)が起用され、1998年冬の『永遠伝説(改訂版)』まで務めた。千秋楽が行われたサンシャイン劇場では客席が足りずロビーでビデオ放映を出すほどであった。2代目セーラームーン役の原史奈は、1998年夏『新・伝説光臨』から出演し、1999年夏『かぐや島伝説(改訂版)夏休み! 宝石探検隊』まで務めた。3代目セーラームーン役の神戸みゆきは、2000年冬『新 / 変身・スーパー戦士への道 ラストドラクル序曲』(通算500回記念公演)から出演し、2001年春『ラスト・ドラクル最終章 超惑星デス・バルカンの封印』まで務めた。4代目セーラームーン役の黒木マリナは、2001年夏『誕生!暗黒のプリンセスブラック・レディ』から出演し、2005年冬『新かぐや島伝説(改訂版)』まで務めた。2005年冬公演を以て、ミュージカル版は一度休演したが、2013年9月に、セーラームーン20周年記念プロジェクトの一環として8年ぶりとなる新作が上演され、以降も続編が上演されている。セーラームーン役は大久保聡美が務めている。これまでの作品と異なり、作風は原作ベースで、タキシード仮面などの男性含め登場人物は全員女性が演じている。また2015年1月にはセラミュー史上初の海外公演(上海)が果たされた。舞台上での見栄えを重視して、原作やアニメと異なり、全身にラメやスパンコールのようなきらびやかな印象を与える装飾が裾などに施されている。 また衣装の構造も原作やテレビアニメはレオタードにスカートやセーラーカラーがついたものになっているが、ミュージカルでは着替え易さを重視し、スカートが二重になったワンピース構造で、中には戦士ごとに異なる色のアンダースコートを着用している。初期のアンダースコートはブルマーのような厚手の素材でキャストも「スカートの中にはブルマーを穿いています」などコメントしていたが、スーパーズの途中から光沢のあるやや薄い素材に変わっている。キャスト間では「ツン(パンツを逆から読んでいる)」と呼ばれていた。アンダースコートの色は基本的に戦士のコスチュームカラーと同一だが、異なる戦士もいる。衣装はキャストに贈与されることはあまりなかったが、小道具やアンダースコートは記念品として希望するキャスト本人には贈与されていたとい。。また、原作やアニメではブーツ着用となっているキャラクターでは動きやすさを考慮して、パンプスにブーツカバーを被せた構造の物を着用している。
出典:wikipedia
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