『WarRock』(ウォーロック)は、韓国のDream Executionが開発し、日本ではUtoPlanetが運営を行っているオンラインマルチプレイFPS。略称はWR。正式サービスは2007年3月8日に開始された。利用料金基本無料のアイテム課金制である。2010年5月28日にポータルサイト「Lievo」と共にSeedCよりNECビッグローブに運営譲渡されたが、2013年1月31日にSeedCへ再び運営譲渡された。その後、SeedCはゲーマーズワン内のWarRock事業を2014年4月17日10時をもって終了し、UtoPlanet(旧称:GJ Games)がWarRockの国内配信権を取得した。ゲームの舞台は、1980年代-冷戦終結後の90年代で、世界一の原油埋蔵量を誇るDERBARAN(デルバラン)共和国における内戦が設定の背景にある。DERBARAN軍と少数民族の反乱軍であるN.I.U(the National Independence Union)軍の対立・戦闘がゲームのテーマとなるが、ゲーム中において双方の軍に兵器・装備の差は無く、プレイヤーがどちらの軍に所属するかはゲームルーム毎に変わる。兵器戦(大・中規模マップ)には、戦車や航空機といった様々な兵器が用意されており、プレイヤーはそれらの兵器に搭乗して参戦することもできる。グラフィックは3D描画だが、設定の変更によりノートパソコンなどの低性能パソコンでもある程度のクオリティでプレイは可能。かつては通信がP2P方式で行われていたため、ルーターのポート開放が推奨されていた。ポート解放されていない環境では激しいタイムラグが発生し、戦闘にも大きく支障が出ていた。2009年10月29日に通信方式がP2PからC/S方式に変更されたため、ポート解放の必要はなくなったものの、サーバーのリソース不足によってラグが発生する場合もある。ゲームにログインし、サーバーとチャンネルを選択する。サーバーは現在"CATAPULT"と"BALLISTA"の2つが存在しているが、両者にゲーム進行上の差はない。かつてはレベル制限を設けた初心者サーバ"LEGION"が用意されていた。チャンネルは「歩兵戦」「兵器戦」「AIモード」の3つに分かれている。かつてのチャンネルは「小規模戦闘」「中規模戦闘」「大規模戦闘」だった。各チャンネルの中にはユーザーが作成するルームがあり、ルームごとに戦闘が行われる。プレイヤーはルームに入室したとき、DERBARAN軍(黄)かN.I.U軍(緑)を選ぶ。マップデータなどの読み込みが行われた後、工兵、衛生兵、偵察兵、戦闘兵、重火器兵の5兵科の中から操作するキャラクターを選び、ルームに定められた目的の達成を目指す。ゲーム中に途中参加することも可能で、その場合は参加したい陣営を選択するだけでなく、自動で陣営を選択することも可能である。自動参加の場合は人数の少ない陣営側に割り当てられる。満員のルームやゲームが終了に近づいたルーム、ルームマスターが人数制限を実施したルームへは途中入室できない。競合相手でもあるスペシャルフォースやサドンアタックに見られない特徴としてSP(スタミナポイントの略)があげられる。これは、プレイヤーのスタミナを表し、ダッシュやジャンプ、ローリングなどのアクションをすると消費される。消費したSPは自動的に回復するが、これにより連続的にジャンプする移動(バニーホップ)など先のゲームでは頻繁に使われる技が使用不可能となる他、SPをどのタイミングで使用するかなどがゲームの緊迫感をより高める要素となっている。また、銃弾をリロードする際、スペシャルフォースなどでは使用した弾の分だけを充填するのに対し、WarRockではマガジンごと充填する。そのため、スペシャルフォースなど他のFPSと比べ、現実感のあるプレイが可能となる。レベル13以上のプレイヤーは、アイテムを購入した上でクランを作成することができる。作成者はそのままクランマスターとなり(他のメンバーに移譲することも可能)、クランの管理などを行うことができる。クランにはそれぞれクランページが与えられ、メンバーの募集や宣伝を行うことができる。クランへの参加は他のクランに参加していない限りは自由にできるが、クランごとに参加条件を定めて(初心者である、一定レベル以上であるなど)参加を制限するクランも多い。クランはロビーで対戦クランを募集し、クラン戦(Clan War)を行う事ができる。基本形実験体特殊実験体いずれのゲームモードにおいてもゲームルーム作成時に以下の設定が可能である。なお、武器・兵科が制限されるモードであっても、マップに存在する兵器は攻撃に利用できる。兵器類の修理が可能な兵科。主に大規模戦にて兵器の修理を担当する。ゲーム内通貨で購入できる兵装のパイプレンチは、兵器類の修理をスパナより早く行えるほか、ミッション戦の爆弾解体を素早く行える。また、対人地雷や弾薬箱といった補助兵装も充実している。強力な武器も含めてそのほとんどの兵装を購入しなければ戦力になることが困難だが、効率良く兵器を修理できれば、たった一台で数十人を撃破する事も難しくない。兵士の治療が可能な兵科。初期装備の治療キット1は、使用すると自分自身や隣接する兵士のHPを回復できる(ちなみに、治療マークが出ているキャラクターを治療キットで治療すると補助ポイント5を得ることができる)。他にも課金アイテムの回復ボックスはあらかじめ地面に回復箱を置いておき、HPが減少した兵士が通ると回復させることができる。武器では近距離戦に強いショットガンを装備することが可能。現在ではHPを大幅に回復できる治療キット2や強力なメインスロット武器が多数用意され、高火力かつ自己回復し、味方も支援できるという、非常に優秀な兵科となっている。スナイパーライフルで狙撃が可能な兵科。物陰や遠距離からスコープを覗き、敵歩兵を仕留める。近距離戦では購入武器のサブマシンガンで対応できる他、スコーピング無しのライフルを使用してある程度対応することも可能。スナイピングでは、狙撃技術よりも如何に見つけられにくく狙われにくい場所を戦況に応じて選べるかが重要。安全に隠れられるところが望ましい。また、性質上、拠点制圧をすることも少ないので、もらえるポイントも同じ数だけ倒した戦闘兵に比べて少なくなることも多い。戦闘そのものに直接参加できる能力が無く、ある程度経験を積んだプレイヤー向けの兵科とされている。前線に突っ込んでいく人には向かない兵科。ゲーム内通貨で買える対物ライフル(AW50F)では、通常攻撃できないトラックなどの操縦士や航空機、海上兵器などの窓ガラスを貫通し、直接攻撃することができる。前線で戦闘を行う兵科。初期装備のDC_TYPE89でも十分戦闘が可能。3番スロットのほかに課金の5番スロットを利用することで、機関銃やもう1丁アサルトライフルを装備することができる。主に近接距離での歩兵との戦闘を得意とするが、その分他の兵科に比べて消耗が激しいため、拠点の位置の把握や、衛生兵によるサポートが重要となる。兵器に対して強力な攻撃力を持つ兵科。4番スロットの対戦車地雷は、あらかじめ設置しておくことで敵の地上兵器を破壊できるほか、装甲車両に素早く近づき設置することで、直接地雷ダメージを与えることができる。すべてのマップには背景設定・ストーリーが用意されており、ローディング画面においてその設定が表示されるが、演出上のものであり、実際のプレイにはほとんど影響しない。全てコンクエストモード用のマップであるマップによって出現する兵器と、初期位置が決まっている。兵器は一定以上のダメージを受けると爆発する。
出典:wikipedia
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