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麻枝准

麻枝 准(まえだ じゅん、1975年1月3日 - )は、日本のシナリオライター、脚本家、作詞家、作曲家、音楽プロデューサー。ビジュアルアーツ傘下のゲームブランドKeyに所属している。三重県出身。三重高等学校を経て、中京大学文学部心理学科卒業。ファンからの愛称はだーまえ。ゲームシナリオライターとして『Key』を人気ブランドにした立役者の1人であり、また、作詞・作曲家としても、Keyの作品の主題歌や挿入歌、BGMなどを数多く手掛けている。恋愛アドベンチャーゲームに「泣き」「感動」の要素を取り入れた“泣きゲー”を確立させたことでカリスマ的な人気を獲得しており、『AIR』発売の2000年以降、TYPE-MOONの奈須きのこと共に、日本のノベルゲーム・美少女ゲーム業界における人気を二分している。00年代にKeyで企画・シナリオ・音楽を手がけたフルプライスのゲーム4作(『AIR』、『CLANNAD』、『リトルバスターズ!』『リトルバスターズ! エクスタシー』)は、いずれも初版で10万本以上を売り上げ、美少女ゲーム年間売り上げランキングで、それぞれ、1位、2位、1位、4位となる大ヒットを記録した。熱心な麻枝ファンであるアニプレックスの鳥羽洋典からのオファーを受けて、原作・脚本・音楽プロデュースを務めたオリジナルテレビアニメ『Angel Beats!』では、テレビアニメBD・DVD年間売り上げランキングで2位、主題歌「My Soul,Your Beats!/Brave Song」がオリコン年間シングルランキングアニメ・声優部門1位、関連CD8作全てがオリコン週間10位以内、うち3作がゴールドディスク認定などの記録を達成した。このようにゲームだけにとどまらず、アニメや漫画の原作やコンセプトアルバム制作などの活動も行っている。『暗黒城の魔術師』や『ドラゴンの洞窟』などのゲームブックに親しむ。小学生の時からオリジナルのゲームブック作成などの創作活動を始める。学級新聞を作っても必ず小説を掲載したという。高校生の時には作詞・作曲を始める。ファンタジーにどっぷりつかっていたという。三重高等学校入学時は学年トップの成績だったが、麻枝いわく、音楽にどっぷりハマっていたため、ほとんど勉強はせず、その結果学年10位にまで順位が下がったが、中京大学の成績優秀者への推薦入学枠にはなんとか滑り込み、受験せずに大学に入学した。大学時代は角川書店の『ザ・スニーカー』の小説コンテストや誌上トライアルコーナーにずっと応募するもいつも佳作止まりだった。また、卒業論文の共同執筆者から影響を受け、テクノを聞き始める。同時期には、現在も親交の深いという、友人の中川と共にTM NETWORKのフォロワー的アルバムを作ることを目的としたユニット「KIMELLA(キメラ)」や、同心理学科の吉田とのユニット「Sailing Ships」等を発足し、活動していた。大学時代は「ピコピコ」で名前が通っていたため、当初の就職活動もゲーム音楽を手掛けることを希望し、サウンド・クリエイターとして日本ファルコム、ナムコ、カプコンなどの入社選考を受けたが全て作品審査で選考落ち。就職先が決まらないまま夏休みを迎え、シナリオライターへの転向を決意。当時、コンシューマーはシナリオライターの未経験者採用を行っていなかったため、アダルトゲームの会社に狙いを絞り、大手のチャンピオンソフト(アリスソフト)とscoopの内定を得る。アリスソフトが第一志望であったものの生存競争に生き残ることは難しいと判断し、scoopへ入社する。しかし、結局scoopの環境は肌に合わず、『カオスクィーン遼子』のシナリオを完成させた直後に退社する。scoop退社後、当時ではさらにマイナーメーカーであったネクストン(ブランド名はTactics)に入社。『MOON.』、『ONE 〜輝く季節へ〜』 のシナリオ・音楽を制作した。しかし、当時のネット上でもう一人のシナリオライターの久弥直樹と比較され、「外れライター」扱いされたことにショックを受ける。実際はニッチ(≒コア)な層からの評価を得ていたのだが、人気=高評価者の人数という観点では差があった。その後、会社との考え方の相違もあってTacticsを退社し、同僚の樋上いたるの紹介でビジュアルアーツへ移籍するとともに、新ブランドのKeyを設立する。このとき、いたるを含む開発チームの大部分のメンバーを引き連れており、「メンバーに悪いことをしたからには、成功せねばならないと責任を感じた」と後年語っている。ビジュアルアーツ移籍後は、企画者、シナリオライター、作詞家、作曲家(Key名義)として活動する。涼元悠一が企画・シナリオを手がけた『planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』を除き、1999年に発売した第1作『Kanon』から、第7作『リトルバスターズ! エクスタシー』まで第一線で活動し続けた。現在は、企画およびシナリオは後進にまかせ、音楽活動を中心に行っている。10年近く制作現場の中核的位置にいたことから、実質的なKeyの代表とみなされるようになっている。しかし、必ずしも麻枝が「Key」というブランドに固執していたわけではない。『Kanon』発売直後においては、『ONE 〜輝く季節へ〜』と同様に久弥直樹の人気の高さに勝てなかったと感じていたため、自らの新ブランドの立ち上げ許可をビジュアルアーツの社長である馬場隆博に申請している。しかし、久弥の個人的都合による退社でKeyへの一時的な残留が決定。一作限りということで、第2作『AIR』の企画、執筆を行った。だが、『AIR』完成時には新ブランド設立時の相方となるはずだったイラストレーターと縁が切れており、以降もKeyに残留することとなった。3作目では、企画者から一旦降板したが、別の担当者による企画が数ヶ月経っても全く進まないという事態が発生。やむを得ず企画者に戻ったものの、3回も開発中止の覚悟をするなど制作は難航した。3年半後、第3作であるKey初の全年齢対象作品『CLANNAD』が完成。結果的に麻枝作品の集大成ともなった同作は高い評価を受けた。しかし、『CLANNAD』のスピンオフ作品として比較的自由に作った『智代アフター 〜It's a Wonderful Life〜』は強烈な批判を受ける。麻枝本人も後年「ボッコボコにユーザーに叩かれた」と語っている。評価する声も決して少なくは無かったが、それ以上にバッシングが大きく、麻枝はショックのあまり1 - 2か月の休職に追い込まれた。その後、なんとか復帰。新人ライター・都乃河勇人の育成を兼ねて、『リトルバスターズ!』の企画、シナリオを手がけた。『月刊コンプティーク』2007年2月号にて休筆宣言をした際には「麻枝引退!」と騒がれたが、「『次は誰かにまかせます』くらいの気持ちで言った」として、シナリオライターとしての活動継続の可能性を示唆。事実、直後にピーエーワークスからオリジナルTVアニメ脚本の執筆を依頼され、社長の勧めもあり、これを承諾。『Angel Beats!』が2010年4月から1クール(3ヶ月)アニメとして放送された。2009年10月には最後の本読みが終わり、この本読みを最後に再び休職に入ることを報告していたが、2010年11月12日に京都大学での講演で、Angel Beats!のゲーム化、シナリオ執筆業の再開が麻枝本人から発表された。2004年より『ヒビキのマホウ』で漫画原作にも挑戦している。麻枝は『ヒビキのマホウ』はルーツとも呼べる物語だと語っている。こちらは作画担当の依澄れいの都合により長期休載中であったが、2013年より連載再開している。2016年2月29日、Twitterにて入院する旨をツイート。同年7月2日にTwitterを再開、特発性拡張型心筋症を患っており、その後第一種身体障害者心臓機能障害一級(心臓の機能の障害により自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの)となったことを公表するとともに、心臓移植が不可避の状態にあることを明らかにした。同時に、元来のうつ病の影響で、仕事以外への関心が薄いため、仕事に復帰することが望ましいと診断されたことも明らかにした泣きゲーのパイオニアとして知られる。最初期の『MOON.』の頃からシナリオにおける泣かせ要素に注目しており、ジャンルを『鬼畜サイコ涙腺弛まし系ADV』としていた。続く『ONE 〜輝く季節へ〜』は泣きゲーの始祖的存在として、後の作品に大きな影響を与えた。『MOON.』から数えて5作目となる『CLANNAD』で作風がほぼ確立。『電撃G's magazine』の美少女ゲームの人気投票で『CLANNAD』が1位に輝いた時、麻枝自身も「自分の中でもシナリオでは行き着くとこまで行っちゃって二度と超えられない壁になっている」とコメントしている。テーマとして頻繁に取り上げられるのは「死」と「家族(及び家族に準じる集団)」とである。「死」は感動を呼びこむための要素として麻枝作品で度々使われる題材である。しかし「死」というテーマの陳腐化が否めないことに麻枝本人も悩んでおり、『Angel Beats!』では死後の世界を舞台と設定することで登場人物が全員物語開始時点で既に死亡してしまっているなどの設定が考案された。「家族」に関しては『AIR』までは母娘関係を取り上げていたが、近年は多人数間の友情を描く方向へとシフトしている(母娘関係を優先していたのは、出せるキャラクター数が限定されていたためである)。一方で、恋愛ゲーム、アダルトゲームのシナリオライターでありながら、恋愛描写、性的描写には殆ど重点を置かない。家族になる前の段階には興味がないとも述べている。またシナリオライターとして久弥直樹の事を大変尊敬しており、『Kanon』や『Angel Beats!』などの雑誌やテレビのインタビューでも度々「自分にとって神・天才的存在」と発言しており、久弥がKeyを引退してから数年の間は「自分は一生Keyのファンには認められない。彼を超える事は一生できない」とプレッシャーを抱えながら努力と勉強の毎日だったらしい。『CLANNAD』を発表してからはファンからの感想などにより自信が付き、「やっとKeyの一員として認められた気がした」と語っている。麻枝に影響を与えた人物の一人に村上春樹がいる。高校生の頃に読んだ村上春樹作品、特に『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』からは人生観が変わるほどの衝撃を受けた。その影響から「別の世界にいるもうひとりの自分」を想定し、それを作品に昇華させるようになったと語っている。。麻枝の作品には村上作品の影響からか、幻想的、形而上的な世界がしばしば登場する。また麻枝本人が度々言及しているように、『ONE 〜輝く季節へ〜』『Kanon』で同僚のライターであった久弥直樹の影響も大きい。両作品発表当時は久弥は麻枝よりも評価が高かったため、麻枝は久弥のシナリオを徹底的に研究して自分の作風へと取り入れた。『Kanon』の沢渡真琴に「肉まん好き」などの特徴を与えたのは、その一例である。具体的な作風としては、テキストの特異性が挙げられる。学生時代に文章よりも音楽を志向していたためか、テキストのニュアンスは小説やシナリオよりも作詞に近い。麻枝本人は文章が短いほどいいとしている他、ビジュアルノベルスタイルだと文章の下手さが目立つとしている。また、全く関係の無い2つの事項を組み合わせてギャップを作り、感動や笑いを演出する手法を得意としている。シナリオ全体におけるシリアスとギャグのギャップも激しい。麻枝の手法は業界でも独特のものであり、強固なオリジナリティを持つ反面、模倣が難しい。そのため、麻枝作品の二次創作はいまひとつ盛り上がらない傾向がある。ただし、07th Expansionのシナリオライターである竜騎士07のように、麻枝の手法を自分の作風に取り入れた者もいる。『Angel Beats!』では初のアニメの脚本を手がけたが、アニメはあまり見ない方だと本人は語っており、アニメの声優にもあまり詳しくないとのこと。声優を選ぶ際にも、花澤香菜が売れっ子声優であることや、牧野由依が歌手としても実績があるということを知らなかったという。その一方で、櫻井浩美を気に入っている様子が自身の口からも多々語られている好きなアニメに、『Angel Beats!』の制作を担当したP.A. Worksの社長である堀川憲司が制作デスクとして関わった『無責任艦長タイラー』や、庵野秀明の『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げており、特に『』をブログで絶賛している。企画、シナリオの他に主にKey Sounds Labelでの作詞、作曲活動も行っている。代表曲として「鳥の詩」(ゲーム『AIR』のOP/作詞担当)、「夏影」(ゲーム『AIR』のBGM/作詞・作曲担当)、「小さなてのひら」(ゲーム『CLANNAD』のオーラスED/作詞・作曲担当)、「Life is like a Melody」(ゲーム『智代アフター 〜It's a Wonderful Life〜』のED/作詞・作曲担当)、「My Soul,Your Beats!」(アニメ『Angel Beats!』のOP/作詞・作曲担当)や「時を刻む唄」(アニメ『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』のOP/作詞・作曲担当)、「Love Song」(Key Sounds Label/作詞・作曲担当)などが挙げられる。Keyに関連した仕事が多いが、「doll」「human」(アニメ『GUNSLINGER GIRL』2期のED、挿入歌/作詞・作曲担当)等、Keyとは直接の関係がないところで楽曲を提供することも増えている。ボーカル曲は歌詞が高い物語性を有しており、一度聴いただけでは今一つピンと来ない「スルメ曲」が多い。その既存の音楽理論に則さない独特なメロディーラインや変拍子はファンから“麻枝節”と呼ばれている。かつて存在した自身のウェブサイトをFlaming Juneと名付けるほどBTの「Flaming June」をこよなく愛し、「えいえんのせかい」はここから生まれたと述べるほど強い影響を受けている。学生時代はTM NETWORKやZABADAKを好んで聴いていた。学生時代からの友人である中川泰誠は「麻枝音楽はTM2割、小室2割、坂本龍一3割、ZABADAK2割、隠し味に尾崎豊1割」と語っている。『MOON.』では企画、シナリオの他に久弥直樹と共にデモムービーを制作したが、フォトショップの使用方法が分からず、ペイントで制作したという逸話が残っている。

出典:wikipedia

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