ジェームズ・ケネス・ラフィーバー（James Kenneth "Jim" Lefebvre、1942年1月7日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド出身の元プロ野球選手（内野手）・コーチ・監督。モーニングサイド高校卒業後の、ロサンゼルス・ドジャースにバットボーイとして契約。にメジャーデビューすると、新人ながら二塁の定位置を獲得して157試合に出場。打率.250・12本塁打・69打点を記録し、同年の新人王を獲得。ワールドシリーズにも出場し、優勝に貢献。2年目のには24本塁打を記録し、オールスターにも出場。は70試合出場で打率.201に終わり、シーズン終了後に解雇。に太平洋との熾烈な交渉合戦の末、ロッテオリオンズへ入団。金田正一監督の下で主に一塁を守り、初年度にチームトップで自己最多の29本塁打を放つ。チームの主力打者としてのリーグ優勝・日本一に大きく貢献し、ワールドシリーズと日本シリーズを制覇した最初の選手となった。5月30日の太平洋戦（川崎）ではパ・リーグ初の左右両打席本塁打を達成したが、同年シーズン途中で外国人枠の関係により現役を引退。コーチに就任するが、代わりに獲得したバチスタ・マクナルティ両選手が期待外れに終わり、に現役復帰。同年引退。その後はロッテのコーチ兼スカウト（）を務め、レロン・リーを自身の仲介で入団させる功績を残した。に帰国し、ドジャース傘下のルーキーリーグ監督に就任。シーズン終盤に急逝したジム・ギリアムの後任としてドジャースの打撃コーチとなり、まで在籍。退団後はジャイアンツ（ - ）→アスレチックス（ - , - ）→マリナーズ（ - ）→カブス（ - ）→ブルワーズ（ - ）→シンシナティ・レッズ（）→中国代表（2002年 - ）→パドレス（）で監督・コーチを歴任。マリナーズ監督時代の1991年には球団史上初のシーズン勝ち越しを決めたが、球団フロントとの軋轢により退団。1999年はシーズン途中からブルワーズで監督を務めた。2002年に中国代表監督に就任し、アジアシリーズ（ - ）、ワールド・ベースボール・クラシック（）、北京オリンピック（2008年）でも指揮を執った。北京五輪では予選リーグで台湾を破る歴史的な1勝を挙げたが、8ヶ国中最下位に終わり、オリンピック後に退任。2008年オフにパドレスの打撃コーチに就任したが、2009年シーズン途中で解雇された（後任はランディ・レディ）。息子のライアン・ラフィーバーも元プロ野球選手（外野手）。1993年にクリーブランド・インディアンスからドラフト27巡目で指名されマイナーリーグでプレー。現在はスポーツキャスターとして活動している。

出典:wikipedia