『事故』(じこ)は、松本清張の推理小説。『週刊文春』1962年12月31日・1963年1月7日合併号から1963年4月15日号まで、『別冊黒い画集』第1話として連載され、1963年9月に短編集『事故-別冊黒い画集1』収録の一作として、文藝春秋新社(ポケット文春)より刊行された。これまで5回テレビドラマ化されている。東京・杉並区の会社重役・山西省三の家に、運送会社のトラックが突っ込み、門と玄関を破壊する事故が発生した。運送会社で事故処理を担当している高田京太郎は、山西邸を訪問するが、山西の妻・勝子が事故を起こした運転手を気遣うなど、揉めることなく、予想より安い損害賠償での妥結に成功した。ところが、事故の5日後、トラックの運転手・山宮健次の死体が、山梨県内の釜無川の断崖で発見される。有力な容疑者も浮上せず、捜査は難航した。他方、翌日の15時ごろ、甲府市北西部の千代田湖畔で、永福興信所所員・浜口久子の絞殺死体が発見された。実は、永福興信所所長の田中幸雄は、ある女性と関係を持っていたのだが……。ドラマタイトル「真昼の月」。1972年4月10日から6月16日まで(13:30-13:45)、フジテレビ系列にて放映された連続テレビ映画。全50回。東海テレビ制作昼の帯ドラマ。「松本清張シリーズ・事故」。1975年11月8日、NHKの「土曜ドラマ」枠(20:00-21:10)にて放映。原作者の松本清張が出演した。視聴率15.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。「松本清張の事故」。1982年6月5日、テレビ朝日系列の「土曜ワイド劇場」枠(21:02-22:51)にて放映。視聴率23.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。DVD化されている。「松本清張スペシャル・事故」。2002年7月9日21:03-23:24、日本テレビ系列の「火曜サスペンス劇場」枠にて放映。事件の舞台を群馬県と新潟県に設定している。DVD化されている。「松本清張没後20年特別企画 事故~黒い画集~」。2012年12月12日21:00-22:48、テレビ東京系列の「水曜ミステリー9」枠にて放映。運送会社社長・高田京太郎を主人公として事件の謎を追跡するストーリー設定。
出典:wikipedia
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