高橋 美智子（たかはし みちこ）は、日本のマリンバ、打楽器奏者。武蔵野音楽大学特任教授。1962年、東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。1964年、同大学専攻科修了。1956年、全日本吹奏楽個人コンクール優勝。1973年にはオランダ・ガウデアムス国際現代音楽コンクール優勝、国際現代音楽賞受賞。1975年にマリンバリサイタルで文化庁芸術祭優秀賞受賞。1979年尾高賞受賞。1980年には、文化庁芸術祭優秀賞を再受賞。1998年、日本オーディオ協会賞受賞。独奏だけでなく、「高橋美智子マリンバ室内楽団」、「高橋美智子パーカッシヴアーツ」、「高橋美智子サウンドグループ・クリスタル」を主宰。また、ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団、オランダ室内管弦楽団、ロッテルダムフィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団等内外のオーケストラと共演し、絶賛を浴びた。武満徹、H・W・ヘンツェ、他内外の著名な作曲家が彼女のために作品を書くなど現代作品の演奏家として多数の世界初演を手掛け、現代音楽の第一人者として不動の地位を築き上げてきた。また、コントラバス・マリンバやガラスで作られたクリスタル・マリンバ、日本初のグラスハープの制作に参画するなど、新しい楽器にも挑戦している。

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