『ソウルエッジ』(Soul Edge)は、1996年にナムコ(後のバンダイナムコゲームス)がアーケードゲームとして発売した3D武器格闘アクション。及び、この作品においての最重要アイテム(武器)の名称。1996年12月20日に多数の要素を追加したプレイステーション版が発売された(海外版(欧州、北米、オーストラリア等)は、『'Soul Blade(ソウルブレード)』という名称で発売)。16世紀の世界各地を舞台に、伝説の剣「ソウルエッジ」を巡る10人の戦士の戦いを描き、後年“ソウルシリーズ”と呼ばれる一連の作品群の先鞭を付ける事となった。戦士は全員武器を装備しており、その武器の射程と空間を活かしたシステムとなっている。基本操作は1レバーと4ボタンで、ボタンは4つのうち1つがガード、他は縦斬り・横斬り・蹴りとなっている。ガードは通常のガードの他、タイミング良く行うことで相手の攻撃をはじいて反撃することが可能(ガードインパクト)。業務用3D格闘ゲームでは初めて手前や奥に移動して攻撃を避ける「軸移動」を導入している(家庭用を含めると『闘神伝』が初)。手前に避けるにはレバーを下2回、奥に避けるにはレバーを下・上と交互に入力する操作が必要。武器攻撃同士がかち合うと鍔迫り合いが発生し、押したボタンによって3すくみで優劣が決まる。攻撃をガードすると武器にダメージがたまり、ゲージとして表示されている。ゲージがなくなると武器が弾き飛ばされ、そのラウンドは素手で戦うことになる。また、一定量ゲージを消費することで強力な「クリティカルエッジ」を繰り出すことができる。ナムコにおいて本作と双璧を成す3D対戦格闘ゲーム、鉄拳シリーズと比較するとコンボが少なく(アーケード版の前期バージョンでは空中コンボが存在しなかった)、読み合い重視の対戦となっている。背景にもポリゴンを使用するなど表示画素が多くなっているため、画面描画は30fpsとなっているが、入力の受け付けなど内部処理は60fpsで行われている。この作品の登場キャラクターは全てがそれぞれの理由でソウルエッジを追い求めている。黄とセルバンテスはVer.2で通常使用キャラに、ソウルエッジはプレイステーション版でのみ、特定の条件を満たすことで使用可能となった。Ver.1は難易度が高く、特に最後の敵はあまりに強くし過ぎてしまったため、ユーザーから「クリアできない」と言う苦情があったようである(製作スタッフがサウンドトラックのライナーノーツでこのことについて言及している)。Ver.2では難易度を低くし、全キャラ浮かせ技(空中コンボの要素)やガード不能技の追加、Ver.1では隠しコマンドで使用可能だった黄や使用できなかったセルバンテスを選択可能にしたなど、多くの修正がなされている。なお、Ver.2はゲーム画面上は『Ver.β』となっている。本作で制作されたムービー(家庭用のプレイステーション版で追加されたOP)やCGは、アートとしても国内外で高く評価され様々な賞を受賞している。以下はその受賞歴。
出典:wikipedia
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