『Lの世界』(エルのせかい、"the L word") はアメリカ合衆国製作のテレビドラマ。舞台はアメリカ合衆国西部の大都市ロサンゼルス。レズビアンやバイセクシュアルの女性達を中心に据えて、その人生を描く群像劇。R-15指定で中学生以下の視聴はできない。2004年1月18日に放送開始。以来シリーズ6まで続き、2009年3月8日で終了した。その後、アリス・ピエゼッキーが主人公となるスピンオフ作品が、インターネットにて配信される予定である。なお、アメリカ以外での放送は、MGM Worldwide Televisionが配給を行っている。収録・撮影は、バンクーバー(ブリティッシュコロンビア)のコースト・マウンテンタウン・フィルムスタジオで行われた。2008年3月、ドラマのサウンドトラックを集めたコンピレーションCDが発売された。ドラマの音楽作曲はEZgirl、音楽監督はナターシャ・デュプレイである。作品中、Betty、Heart、The Organ、Goldfrapp、Peachesなどが登場する。アメリカ合衆国や英国、ドイツ、カナダ、大韓民国、イスラエルなどの約50か国で放送。日本ではCS放送のFOXlife HDで放送されている。本作品の構想は、自身もレズビアンであるアイリーン・チェイケンによるものである。初めて制作会社に企画を持ち込んだのは1999年であった。1年後、『クィア・アズ・フォーク』といったゲイドラマが高視聴率を取り始めていたため、本作品の製作が開始された。ロサンゼルスのコミュニティがベースで、内容のほとんどは実話を元にしている。なお、脚本家の10人中9人がレズビアンである。シーズン1に登場する、世界最大のレズビアン・パーティ「ダイナ・ショア・ウィークエンド」(年に一度、アメリカ・パームスプリングスで行われるイベント)に、2006年度は過去最高の1万人以上の女性が、世界各国から集まった。当初、番組のプロジェクトの名前は『"Earthlings"』(地球に住むもの、(SFにおいて)地球人といった意味)であった。1981年のジェーン・チェンバーズの『My Blue Heaven』の中で「the L word」というフレーズが登場している(『You're really ...? "The L-word?" Lord God, I never met one before. 』)。また、ダフネ・デュ・モーリアがエレン・ダブルデイに送った手紙の中にも同じフレーズを見ることが出来る(『By God and by Christ, if anyone should call that love by that unattractive word that begins with "L'," I'd tear their guts out.』)。原題は『the L word』(ジ・エル・ワード)。この「L」とは "Lesbian" (レズビアン)や"Love"(愛)の頭文字である。『Lの世界』という邦題は、the L word → The worLdと転化したものとされる。DVD発売キャンペーンソングは、土屋アンナのシングル「cocoon」のカップリング曲『u』。2008年2月2日レンタル開始。映画「あるスキャンダルの覚え書き」のレンタル版DVD特典に「Lの世界」の第1話が特別収録されている。
出典:wikipedia
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