湘潭市（しょうたん-し）は、中華人民共和国湖南省に位置する地級市。毛沢東の出身地である。湖南省中部、湘江中流域に位置する。北寧郷県、望城県、長沙県と、南は衡東県、衡山県、株洲県と、東は株洲市区、株洲県と、西は双峰県、漣源県とそれぞれ接している。初めて湘潭県が建置されたのは唐代であり、現在までその名称が使用されている。1958年9月に地級市に昇格した。古来から湖南省中部の商業都市として発展し、17世紀初めから、“米市”と“薬の都”とされてきた。また、蓮の栽培が盛んなため、“蓮の郷”と呼ばれている。1958年から1960年、国家は湘潭へ4.497億元の工業投資を行い、商業の町から工業都市へと発展を遂げた。1983年8月の合併で湘潭、湘郷両県と雨湖、湘江、岳塘、板塘、郊区の5区に整理された。1984年12月、韶山は再び湘潭市の管轄に入り、1986年9月、湘郷県は市に昇格した。1990年12月、韶山撤区は市に昇格。1992年6月、湘潭市は5区を雨湖、岳塘の2行政区に整理。湘潭市は湘潭県、湘郷市、韶山市、雨湖区、岳塘区を管理する形となった。2市轄区・2県級市・1県を管轄下に置く。全市で24の村、35の町、22の町内事務所があり、その中で湘潭県の管轄は7村15町、湘郷市の管轄は5村13町4町内事務所、韶山市の管轄は4村3町、雨湖区の管轄は4村2町8町内事務所、岳塘区の管轄は4村2町10町内事務所である。湘潭市の町村中の町比率は59.3%である。

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