苗穂駅(なえぼえき)は、北海道札幌市中央区北3条東13丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)函館本線の駅である。駅番号はH02。電報略号はナホ。函館本線のみの駅だが、線路名称上の千歳線の終点駅でもある。ただしJR北海道の基本計画上は、白石駅が終点で当駅を経由しない(しかし、千歳線の0キロポストは当駅構内にある)。地名の由来は、アイヌ語の「ナイ・ポ」(小さな川)より。このあたりは豊平川の旧河道に当たる伏篭川の水源にあたり、多くの小川や泉が存在したためにつけられた地名である。2面4線の島式ホーム(ホーム長:135m・215m)を有する地上駅。留置線が2線あり、主に札幌駅折り返し列車の待機場所として使われている。ホーム間の移動は跨線橋を使う。構内の南側に駅舎がある。社員配置駅でみどりの窓口(営業時間:5時30分 - 20時00分)、自動改札機、キヨスクが置かれている。構内北側には、JR北海道苗穂工場や苗穂運転所、JR貨物苗穂車両所が広がる。現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっている。貨物列車の発着は無く、貨物設備や専用線も当駅には接続していない。最盛期の1970年には、26社28本の専用線が当駅から分岐していた。そのうち、駅西側にあった北海道ガス札幌工場へ続くものが最後まで使用されていた。同線は都市ガスの液化石油ガス(LPG)輸送に専用線は使用されていたが、天然ガスへの転換に伴い、2001年(平成13年)3月15日の本輪西駅発送分の到着をもって廃止された。これ以降の貨物列車の発着はない。また、1986年(昭和61年)までは、駅東側にある日本セメント(現在の太平洋セメント)札幌サービスステーションや、駅北側にあったサッポロビール札幌工場へ続く専用線も存在していた。北側は北海道旅客鉄道苗穂運転所と苗穂工場がある。南側は商店やマンションが林立している。2014年(平成26年)度の1日平均乗車人員は4,176人である。以前からサッポロファクトリー・アリオ札幌とアクセスを便利にするために、当駅を現在の場所から約500メートルほど西に移転する計画があったが、2013年9月11日にJR北海道から西に300メートル移転し、橋上駅舎化することが公表された。供用開始は2018年(平成30年)度を予定している。
出典:wikipedia
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