『チャンピオンレスラー』 (Champion Wrestler) は、タイトーが1989年8月に稼動開始したアーケードゲーム。プロレスを題材としたプロレスゲームである。続編に『チャンピオンレスラー 実況ライブ』(1996年)がある。それまでのプロレスゲーム主流のリング全体を見下ろした形のゲームだが、ダイビングヘッドバッドやスピニング・トーホールドのような珍しい技、スモールパッケージホールドやパワーボムからのピンフォールなど当時としては多彩な技を出すことが出来た。ザ・サムライとコブラ・ブラッディー・ジョーのみマネージャーが味方についており、試合中はリング外をうろうろしている。また味方レスラーが劣勢になるとリング内に凶器を投げ入れたり、敵レスラーがリング外に転落すると凶器攻撃を行う。8方向レバー、2ボタンで操作を行う。レバーは移動に使用し、レバーを同じ方向に2回連続して入れるとダッシュ、コーナーポストに登ることも可能。ボタンは共に攻撃ボタンで相手との状況により異なる技が出る用になっており、同時押しで出す技もある。組み技は相手の近くへ行くと自動的に組むのでその後攻撃ボタンとレバー方向で組み技を繰り出す。3カウントのピンフォールを奪う、ギブアップをとる、相手がリングアウト(20カウント)で勝利となる。全7ステージ+1(タイトル防衛戦)で2周目はない。またステージ7以降はコンティニューが出来ない。プレイヤー同士の対戦プレイおよびタッグマッチとして2人同時プレイも可能となっている。勝敗に関係なく、1試合終了後にはファイトマネーが入る。これはスコアに当たるものであり、後半のステージほど多くなっている。勝つとプレイヤーがファイトマネーで優雅な生活を送る姿が、負けたCOMがゴミ箱を漁る、骨折で松葉杖を突く、ホットドッグの屋台でバイトをする姿を見ることができる。なお負けた場合は当然そこでゲームオーバーである。ステージ3と6はケージマッチの戦いになる。ケージマッチでは場外乱闘とロープの反動を利用した技は使用できない。ただし相手をロープに振りケージにぶつけるとダメージを与えることが出来る。ステージ7はタイトルマッチであり、ステージ8では防衛戦としてもう一度同じキャラと戦う。これに勝利するとエンディングが見られる。プレイヤーは以下の8人のレスラーから選択しプレイを行う。ゲーム中、敵キャラとして対戦するのはプレイヤーが選択しなかった残り7人のレスラーとなりアーケード版ではCPU専用のキャラは登場せず、また同キャラ対戦もない。レスラーは時の有名レスラーをモチーフにしたキャラクターがほとんどだが、同じタイトーのゲームであるラスタンサーガの主人公・ミラクル・ラスタンも時空を越え登場する。勝ち続けていくと6試合目からカード紹介時のビジュアルが豪華な入場コスチュームを纏った姿に変更される。 月刊誌「ゲーメスト」(新声社)誌上で行われていた「第3回ゲーメスト大賞」(1989年度)において、年間ヒットゲームで46位を獲得した。ゲーム誌「ファミコン通信」のクロスレビューでは合計で21点(満40点)、「月刊PCエンジン」では70・70・75・80・75の平均74点、「マル勝PCエンジン」では7・7・7・7の合計28点(満40点)、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.09点(満30点)となっている。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で243位(485本中、1993年時点)となっている。
出典:wikipedia
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