ユン (Yun) は、カプコンの対戦格闘ゲーム『ストリートファイターIII』シリーズなどに登場する架空の人物。双子の弟のヤンと共に香港出身で、『ストリートファイター』に登場する李(リー)の親戚。出生は上海。幼少時、両親が裏社会の男を助けたことが原因となり、抗争に巻き込まれ行方不明になってしまったため、祖父に育てられる。中国拳法は祖父から叩き込まれたもの。直感で行動するタイプで、考えなしに行動してヤンにいさめられることもある。また、生意気な言動が目立ち、憎まれ口をよく叩く。幼馴染みのホイメイに気を持たれているが、彼自身は気付いていない。『2nd』の勝利画面ではヤンを「スネちゃま」、ショーンを「野菜王子」、ヒューゴーを「キョカンチン」、ユリアンを「鋼鉄魔人」と、あだ名で呼んでいる。『3rd』ではギル率いる組織から香港の街を守るために戦っていて、最終的にギルと闘い「善戦に敬意を表して香港をユンたちに任せて、組織の計画においても配慮し最大限の権利を与える」とギルに持ちかけられる。だがユンは計画自体を辞めさせようとしていたため、それを拒否して「今まで以上に街を守らなければいけない」という使命感をいっそう強くする。『ストIII』の数年前の世界が舞台の『ストリートファイターIV』(以下『ストIV』)では、春麗の家庭用版アーケードモードのオープニングアニメに出演している。作中では中華街で女性の悲鳴を聞き、ヤンとともに飛び出そうとしたところを私服姿の春麗に諌められる。『ストIV』の続編にあたる家庭用『スーパーストリートファイターIV』でも、春麗のアーケードモードのエンディングアニメ内で、全てが終わった後、旅立つ春麗を見送るユンとヤンの姿が一瞬だけ登場している。その後、『スーパーストリートファイターIVアーケードエディション』(以下『スパIV・AE』)に弟のヤンと共に使用キャラクターとして参戦した。本作の時代設定は『ストIV』と同時期であり、同じ店で働いていた春麗に触発されてヤンとともに旅立つというストーリーである。『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』(以下『カプエス2』)と携帯ゲーム機版限定で『ストリートファイターZERO3↑』『ZERO3↑↑』(以下『ストZERO3』)にも登場している。このうち『カプエス2』と『ZERO3↑↑』ではスーパーコンボでヤンを呼ぶ。『ストZERO3』ではフェイロンが麻薬取引に絡んでいるという噂を聞き、ヤンと共に調査を行う。『ZERO3↑↑』で追加された後半のストーリーではフェイロンとの戦いで彼の疑いが解け、麻薬取引の大元であるシャドルーのベガを倒す。『ストZERO3』でのドット絵やカラーバリエーションは『カプエス2』のものをベースにしている。『ZERO3↑↑』の勝利メッセージではバーディーの髪型(穴の開いたモヒカン)に対して疑問を感じている。『カプエス2』のユンの勝利メッセージでは麻宮アテナのCDを持っていることが判明する。また、キムからは香港を守っていることを大いにほめられるが、ギース・ハワードからは「兄弟や双子は不快だ」と言われる。『CAPCOM FIGHTING Jam』(以下『CFJ』)では『ストIII』シリーズ代表キャラクターとして登場。ドット絵やカラーバリエーションは『ストIII』シリーズのものをベースにしている。体力が低く防御に回ると辛い面があるが、使い勝手の良い通常技・特殊技を備えており、攻撃力も決して低くはない。ターゲットコンボも有用なものが揃っている。『ストIII』シリーズではスーパーアーツ「幻影陣」を使った強力なラッシュや連続技が存在し、『3rd STRIKE』においては「疾風迅雷脚」のケン・「鳳翼扇」の春麗とともに3強に数えられる。『1st』ではパンチボタンでのみ選択できる特殊なキャラクターで、キックボタンでのみ選択できるヤンとともに「ユン&ヤン」と呼ばれていた。一方がユンを選ぶと、もう一方はヤンを選ぶことになるため同キャラクター戦が不可だったが、『2nd IMPACT』以降はヤンが別キャラクターになったことで可能になった。『ストIII』シリーズ以外の作品においては、『カプエス2』や『ストZERO3』では『2nd』、『CFJ』や『スパIV・AE』では『3rd』に準じた仕様になっている。被っているキャップを取って、人差し指でくるくると回す。これにより、次の攻撃の攻撃力を高めることができる。ボタンを押し続ければ、その分だけ回し続け、さらに攻撃力を高めていけるが、その間はずっと無防備である。一応、回しているキャップに攻撃判定がある。
出典:wikipedia
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