岡山県庁(おかやまけんちょう)は、地方公共団体である岡山県の執行機関としての事務を行う役所である。庁舎は、岡山市北区内山下2丁目4-6に所在する。2013年現在、岡山県知事は伊原木隆太(第18代)である。岡山電鉄県庁通りから徒歩5分、旭川のほとりの岡山県庁はある。本庁、西庁舎、南庁舎がL字型に配置されており、真ん中に議事堂がある。岡山県の総職員数は、23,837人(2008年現在)。岡山県庁の下部組織として、県民局が設置されている。県民局下には広域行政圏ごとに地域事務所が設置されている(ただし県民局本庁舎がある広域行政圏は本庁舎の直轄)。これら県民局・地域事務所は、2005年(平成17年)4月に地方振興局を再編して設置された。以前の地方振興局は、県内の各地域に存在した事務所のうち、県税事務所、福祉事務所、労政事務所、農林事務所、農業改良普及所、土木事務所などの地域の基幹的な出先機関を整備・統合し、県内を生活圏や歴史的側面を基準に9つのエリアごとに分けて1974年(昭和49年)7月に設置されたものである。しかし平成の大合併などの効率化を理由に、旧令制国をおおまかな基準にして複数の地方振興局を統合し、3つの県民局へ再編した。なお再編に伴う財政支出を抑えるため、庁舎は全て旧地方振興局庁舎を利用している。地方振興局から県民局への再編は二段階に分けて行われた。2005年(平成17年)4月に岡山・倉敷・津山の各地方振興局が県民局本庁として、残りの地方振興局はそれぞれの支局として発足した。そして市町村への権限・事務移譲などを進めながら支局の機能を縮小し、保健所の再編も同時に行った上で2009年(平成21年)4月に支局を地域事務所と改称した。岡山県備前県民局(おかやまけんびぜんけんみんきょく)は岡山市北区に本庁を置き、5市2町を所管区域とする岡山県庁の出先機関である。2005年(平成17年)4月に岡山・東備の各地方振興局を統合して発足し、その下に東備支局を設置した。2009年(平成21年)4月に支局を地域事務所に改称し、同時に岡山・東備の各保健所を統合して備前保健所(東備支所)に再編した。管内の面積は1899.69km²、総人口は921,181人、総世帯数は360,346世帯である(平成23年度)。岡山県備中県民局(おかやまけんびっちゅうけんみんきょく)は倉敷市に本庁を置き、7市3町を所管区域とする岡山県庁の出先機関である。2005年(平成17年)4月に倉敷・高梁・阿新・井笠の各地方振興局を統合して発足し、その下に高梁・新見・井笠の各支局を設置した。2009年(平成21年)4月に支局を地域事務所に改称し、同時に倉敷・井笠の各保健所を統合して備中保健所(井笠支所)に、高梁・新見の各保健所を統合して備北保健所(新見支所)に再編した。管内の面積は2463.31km²、総人口は782,965人、総世帯数は292,892世帯である(平成23年度)。岡山県美作県民局(おかやまけんみまさかけんみんきょく)は津山市に本庁を置き、3市5町2村を所管区域とする岡山県庁の出先機関である。2005年(平成17年)4月に津山・真庭・勝英の各地方振興局を統合して発足し、その下に真庭・勝英の各支局を設置した。2009年(平成21年)4月に支局を地域事務所に改称し、同時に津山・勝英の各保健所を統合して美作保健所(勝英支所)に再編した。管内の面積は2743.08km²、総人口は240,281人、総世帯数は86,436世帯である(平成23年度)。また、出先機関として東京都千代田区平河町二丁目の都道府県会館に東京事務所、大阪市中央区の岡山県産業ビルに大阪事務所を置き、企業誘致や「岡山屋」と呼ばれるアンテナショップの運営、「岡山県人会」と呼ばれる県人会の運営などの業務を行っている。
出典:wikipedia
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