湘南神奈交バス(しょうなんかなこうバス)は、神奈川県秦野市を中心に路線バスおよび貸切バス事業を行っているバス会社であり、神奈川中央交通(神奈中バス)の子会社である。コーポレートカラーは黄。自社車両に表記される営業所の略号は「か」を用いる。各神奈交バスの中で最初に誕生した会社であるが、当初の目的は箱根登山鉄道(当時)の秦野地区のバス路線を神奈中サイドへ移管するための受け皿であった。そのため、他の神奈交と若干異なり、自社独自の直轄路線を持っている。かつてはいくつかの営業所を持っていたが、のちに地域ごとに分社化され、現在は2営業所体制になっている。基本的には神奈中バスの不採算路線の移管を受けて営業を行っており、神奈中バス本体の路線の運行管理の受託も事業の一つとなっている。2016年8月16日より空港リムジンバス・都市間高速バス・深夜急行バスの運行を移管されている。本項では、系統番号の頭文字が神(読み:かなこう)の湘南神奈交バス直轄の路線についてのみ解説する。それ以外の路線は、神奈中の各営業所の項目を参照されたい。上記の3系統については、再編の見込みがない路線として退出等意向の申出が行なわれた。資料によれば、神02・神03系統の平均乗車密度は2.3人、神04系統の平均乗車密度は1.9人となっている。2011年9月30日までに、各路線について方向性を決定する予定である。2011年8月30日開催の神奈川県生活交通確保対策地域協議会湘南足柄上地域分科会において、新たな交通確保策が実施されることになったために2011年9月30日をもって退出(廃止)が決定した。高速バス運行を神奈川中央交通から移管されていたが、2008年6月16日より横浜神奈交バスに移管された。設立当初は全て神奈中から移籍した三菱エアロミディのみ6台であった。その後小型車両の配置や大型車の移籍もあり、新車の直接投入も行なわれている。平塚には契約貸切車が5台配置されているが、いずれも神奈中から移籍した車両である。平塚管内の路線車両は現在大型車であるが、秦野管内では狭隘路線が多いことから日野レインボーRB(引退済み)や三菱エアロミディMEといった、車幅2mクラスの車両も導入されている。平塚管内の中型車は2015年3月まで廃車。二宮町コミュニティバスは三菱ふそう・エアロミディの専用ラッピングバスを使用している。営業開始当初から傘・スナック菓子・パン等の車内販売をしており、当初は斬新な試みとしてマスコミにも取り上げられ、バスに乗車しなくても折返所などで長時間停車中の場合に限り、売店のみの利用も出来た。販売品目には米もあったが、2004年までは食料法により、米の販売には県知事への登録が義務付けられていたため、これらは売店の設置された各車両を米穀小売販売業者の店舗として神奈川県知事へ正式に登録し、車内にも登録証が掲示されていた。その後、ほとんどの神奈交バスの施策となっていたが、様々な事情により、2008年3月31日限りで傘や乗車券類を除く車内販売を廃止した。
出典:wikipedia
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