『バビロン5』(") は、米国において1993年から1999年の間に放送されたSFテレビドラマである。『バビロン5』はパイロット版+5シーズン110話+長編スペシャル6本で構成され、各シーズンによって明確な章分けが成されているSFドラマである。銀河系をとりまく政治が物語の中心で、多くの出演者による群像劇である。各シーズンはそれぞれ1地球年に対応し、第1シーズンが2258年、以下第5シーズンが2262年に対応している。初めから全5章のストーリーは細部まで固まっており、打ち切りにならずに最後まで製作され放映された。企画当初のコンセプトが番組終了時点まで完璧に貫かれたドラマはアメリカの放送業界では極めて珍しい。製作総指揮を務めるJ・マイケル・ストラジンスキーの意向で、オープニングは各シーズン毎に変更が行われ、それぞれ映像やナレーション、使用曲などが異なる。当時ライバル番組であった『スター・トレック』シリーズでは当初撮影用模型が用いられて徐々にCGへ移行して行ったが、『バビロン5』ではパイロット版からシリーズ終了時まで撮影用模型が一切用いられることなく、当時最新技術だったCGを全面的に使用している。日本でもスーパーチャンネル(現Super! drama TV)で、『クルセイド』を除く全話が放送されている。なお、日本語版の翻訳は誤訳が著しく多いことで知られており、意訳も過剰で原語版の雰囲気が徹底的に破壊されているので、鑑賞時には注意が必要である。時は23世紀半ば。人類が宇宙に進出していく中、比較的温厚な種族であるミンバリとのファーストコンタクトに失敗し、戦争へと突入する。3年に及ぶ戦争の末、ミンバリは圧倒的な軍事力を持って地球攻撃を目前に控えるも直前で謎の降伏をし、和平協定を結ぶこととなった。結果、人類は銀河系の5大種族のリーダー的地位を手に入れるものの、必ずしも他の種族に対して有利な立場ではなかった。そのため、人類は異種族間での平和的な外交関係を構築するために「バビロンプロジェクト」を立ち上げ、外交的に最も中立が保てるような星系に大型の宇宙ステーションを建設しようとする。破壊工作や原因不明の消滅などのさまざまな理由により最初の4つの宇宙ステーション(「バビロン1」から「バビロン4」)は失ってしまったが、ついに「バビロン5」が建造され、外交の場として提供できるようになった。この物語は、その最後のバビロンステーションを舞台とし、5大種族の思惑や交流、超古代種族たちの暗躍により、さまざまな事件や軍事的対立関係に陥りつつも、地球人類が他の種族と平和な世界を構築していく物語である。その後、2006年に廉価版が発売されている。第4シーズン、第5シーズンの日本語吹き替え版DVD-BOXは発売未定である。
出典:wikipedia
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