神戸地方気象台(こうべちほうきしょうだい)は、兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通一丁目にある地方気象台であり、大阪管区に属する。2013年までは気象庁直轄の神戸海洋気象台であり、海洋気象台としては日本で最も古い歴史を誇っていた。2005年7月に神戸空港出張所が開設されたが、2006年4月に関西航空地方気象台の出張所へ移管した。兵庫県の気象観測等の業務を行っている。1920年(大正9年)8月25日に、海洋気象台として創設。神戸海洋気象台を経て現在の組織となっている。1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)では、818galという大きい加速度が観測された(この観測波形は「JMA神戸波」として、建物等の耐震試験に用いられている)。庁舎に大きな被害はなく一部損壊ですんだものの、気象台と大阪管区気象台の専用回線L-アデスに障害が発生し、当初の震度情報の提供に遅れを生じた。このため地震発生当初の地震報道では、京都・彦根・豊岡の震度5が最大震度であった。「神戸震度6」の情報がVHF通信で大阪管区気象台に伝えられ、マスコミに流れたのは地震発生から約30分後のことだった。結果、災害対策の初動が遅れたとの指摘もあり、以降バックアップ体制の強化が全国的に執り行われた。
出典:wikipedia
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