道の駅とわだ(みちのえき とわだ)は、青森県十和田市にある国道4号の道の駅である。愛称はとわだぴあ。道の駅とわだは開発正式名称が「十和田市伝法寺地区産業振興施設」で、センターハウス、匠工房、場外馬券売場(正式名称:勝馬投票券販売所)テレトラックとわだ、公園、多目的広場からなる。「道の駅とわだ」は、この内のテレトラックとわだを除いた部分のことである。2001年(平成13年)の開駅(供用開始)から2007年(平成19年)3月末日まで十和田市直営で運営され、同年4月から指定管理者制度となった。公募をしたところ、他に応募者がなかったため、初代の指定管理者には有限会社良品開発が選定された。2015年3月末の指定管理契約期間の終了に伴い、十和田市が指定管理者の公募を行い、まちづくりを主目的とした法人「株式会社パワフルジャパン十和田」の事業計画が採択され、議会承認を得たのち、2015年4月1日より新指定管理事業社となった。道の駅とわだ・センターハウスは、特産品PRコーナー、農産物普及コーナー、レストラン・軽食コーナーの3つに分かれ、それぞれにテナントが使用をしている。特産品PRコーナーは当初、有限会社良品開発が行っていたが、2015年4月1日からは「株式会社パワフルジャパン十和田」が運営。農産物普及コーナーは農事組合法人道の駅とわだ産直友の会(現在は株式会社産直とわだとして組織を変更)、レストランと軽食コーナーはシダックスフード株式会社が運営している。開業に至るまでの間、多くの紆余曲折があった。その最たるものは、勝馬投票券販売所いわゆる馬券売場が併設されることに反対する市民運動と設置場所に関する市内商工業者の問題。つまり、馬券売場が十和田市に設置させ賭博性のある業種を呼び込む誘致に対する市民の反対運動と市南端に位置する場所であったため、中心市街地のメンバーで構成させる十和田市商工会議所などでも「なぜあんな所に」という意見が噴出していた。農産物普及コーナーは主に農畜産物の普及を目的とし、地域内で採れた農産物が多数陳列販売されている。2007年(平成19年)3月に地産地消推進協議会優良事例として農林水産省局長賞を受賞。道の駅とわだは2005年(平成17年)3月に全国直売所研究会の発足に携わり、2007年(平成19年)6月の役員改選で理事職監事となっている。運営しているのは、株式会社パワフルジャパン十和田。十和田市の物産協会に加入している加工業者の商品や、青森県内の様々な商品が陳列されている。レストラン・軽食コーナーはシダックスフードサービス株式会社が運営している。当初はパスタ専門のレストランであったが、家族でも利用できるよう要望があり、ラーメンや丼などの提供も始めた。匠工房(たくみこうぼう)は、道の駅とわだの開駅に遅れること一年、2002年(平成14年)に開設された。工房内部は裂織作業室と加工室が2つ、研修室が1つあり、それぞれ南部裂織保存会、株式会社産直とわだが体験工房として運営している。計画当初の名前を「おしゃれ工房」と仮称されていたが、道の駅とわだの開業時には「匠工房」という名称となった。2007年(平成19年)11月に各テナントと共同で道の駅とわだ環境宣言を発表し、環境負荷の低減を目指すことを決めている。この宣言を受け2008年(平成20年)1月1日より道の駅全国初となるグリーン電力の使用を開始。発電委託先は日本自然エネルギー株式会社で、購入電力量は10万KWh。道の駅とわだ全体の電力使用量は約55万Kwh。現在はグリーン電力の使用を停止している。サンチョオープンソースとは農産物直売所向けの売行き表示・欠品防止のシステム全体の総称。有限会社良品開発に在籍していた苫米地氏(現在は退職済)によって開発されたサンチョオープンソースは、「サンチョメール」とも呼ばれている。この仕組みは投資が非常に少ないため青森県内の直売所3ヵ所と北海道でも使われている。2006年(平成18年)より、一皿会(ひとさらかい)という、農家が腕によりをかけて作った惣菜などをひとつのお皿に盛り付けて試食してする会を毎月第一日曜日に開催している。惣菜などのレシピは無料で提供しており、その日に使用した素材は道の駅内で買うことができる。
出典:wikipedia
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