『花子と寓話のテラー』(はなことぐうわのテラー)は、えすのサカエによる漫画。「月刊少年エース」(角川書店)において連載されていた。単行本は全4巻。2011年に刊行された新装版は全3巻。都市伝説を信じ込んだ人間は「話」にとり憑かれる。不思議な力を持った物語を「寓話」と呼び、それに憑かれた者は「寓話憑き」と呼ばれる。ベッドの下の男に悩まされ、眠れない日々を送っていた平沼カナエは、インターネットのチャットから話を聞いた亜想探偵事務所へと赴く。そこの所長、亜想大介は、「100回続けてしゃっくりをすると死ぬ」という寓話と「トイレの花子さん」の寓話と、二つの「寓話」にとり憑かれた「寓話憑き」で、そして「寓話」を退治する「寓話探偵」だった。亜想に命を救われたカナエは、仕事代を払えなかった為、亜想探偵事務所で働く事になる。亜想、カナエ、そして亜想にとり憑く寓話「花子」の三人は、次々とやってくる寓話絡みの事件を解決していく。「少年エース」2007年5月号に、えすのサカエが『花子と寓話のテラー』の後に連載した『未来日記』とのクロスオーバー作品である『花子と寓話の未来日記』という漫画が掲載された。こちらは前編扱いで、内容は「未来日記」の主人公・天野雪輝が、雪輝のストーカーであるヒロイン・我妻由乃の件について亜想探偵事務所へ相談しにやって来るという内容。「凄春コミックフェア」抽選プレゼント商品の公式同人誌「花子と寓話の未来日記」には後編も掲載された。未来日記や花子と寓話のテラーの単行本には未収録であったが、前編は花子と寓話のテラー完全版第1巻、後編は完全版第2巻にて収録された。レーベルはどちらも共通して角川コミックス・エースレーベルより発売。作者の次作未来日記のアニメ化に際して完全版が刊行された。完全版が刊行されたため、単行本版は絶版になっている。なお、サイズはどちらもB6版である。
出典:wikipedia
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