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ナスノチグサ

ナスノチグサは、1970年代に活躍した日本の競走馬・繁殖牝馬。1973年に行なわれた第34回優駿牝馬(オークス)の優勝馬である。全姉には桜花賞優勝馬のナスノカオリがいる。主戦騎手は嶋田功。※馬齢は、当時の旧表記(数え年)で統一する。1970年3月27日、政治家の河野洋平が所有する那須野牧場にてナスノホシの3番仔として誕生。血統名(幼名)は、風の強い土地柄であることから「風星」と名付けられた。長ずるにつれて母譲りの気性の悪い面が出始めたが、同時に丈夫な体質も受け継ぎ、風邪も引いたことがなかった。1972年春に母や姉と同じく稲葉幸夫厩舎に入厩し、7月23日に東京競馬場の新馬戦でデビュー。2着に5馬身差をつけ初勝利を挙げると、2戦目のオープン戦も5馬身差をつけて連勝を飾った。続く福島3歳ステークスではマミーブルーに敗れ初黒星を喫したが、6戦目の府中3歳ステークスをレコードタイムで勝利すると、続く中山の3歳牝馬ステークスではニットウチドリに3馬身差をつけ快勝。7戦5勝2着2回という好成績で3歳シーズンを終え、牝馬クラシック路線における関東馬の代表格となった。明けて1973年、4歳となっての初戦は2月のクイーンカップ。1番人気に推されたが、イレ込みを見せるなど興奮状態にあって7着に終わると、陣営は桜花賞回避を決定。この馬の激しい気性では、長距離輸送や環境の変化に耐えられないと判断したためで、優駿牝馬に目標が切り替えられた。この後フラワーカップで3着、トライアルの4歳牝馬特別でレデースポートにクビ差の2着に入り、本番の優駿牝馬を迎えた。当日は、レデースポートに次ぐ2番人気。トライアルから馬体が絞れて状態は良好で、パドックでも落ち着きを見せていた。レースでは、スタートでやや出遅れたものの中団で折り合いをつけ、直線の坂上で逃げ粘るニットウチドリを捉えると、最終的に同馬に3馬身半差をつけ戴冠を果たし、この競走で10着に終わった姉・ナスノカオリの雪辱を果たした。騎手の嶋田功は、再起不能とも言われた落馬負傷から復帰しての優駿牝馬連覇だった。この後は安田記念に出走し、古馬相手ながらハクホオショウの3着にまで追い込んだ。夏を休養に充て、秋は京都牝馬特別から始動、レデースポートの12着という結果を経てビクトリアカップを迎えた。主戦の嶋田が再び落馬して怪我を負ったため、ここでは増沢末夫へ乗り替っての出走であった。好位からレースを進めたが、ニットウチドリに2馬身半及ばず2着という結果で、優駿牝馬惜敗の借りを返される形となった。翌1974年、古馬となってからは一時不振に陥ったが、夏場が近づくにつれ調子を上げていき、オープン特別のBSN杯2着、関屋記念3着として新潟記念に出走。1番人気に応え、2着馬に4馬身差をつけて勝利し、レコードタイムで優駿牝馬以来1年3か月ぶりとなる勝ち星を挙げた。秋は、オールカマーを5着として天皇賞(秋)に向かい、牝馬最先着となるカミノテシオの6着という結果だった。翌1975年は、前年同様に春は不振だったが、安田記念でサクライワイの3着に入ると、夏は関屋記念、新潟記念で続けて3着とするなど復調気配を見せた。秋初戦の京王杯オータムハンデキャップでは8頭立ての6番人気と人気は無かったが、1歳年下の優駿牝馬優勝馬トウコウエルザにレコードタイムでクビ差競り勝った。因みに、このレースでのトウコウエルザが殿人気だった為、「オークス馬同士の決着にも関わらず連勝複式万馬券」と言う珍事となった。この後は、オールカマーを使って天皇賞(秋)に出走。フジノパーシアの6着と前年に続いて善戦した。続く有馬記念では、後方のままイシノアラシの12着に終わり、この競走を最後に引退した。引退後は、1976年から生まれ故郷の那須野牧場で繁殖牝馬となった。おもな産駒には、目黒記念2着のナスノタイザン(牡・父ディクタス)、新潟大賞典2着のナスノプリンス(牡・父リアルム)がいる。現在も牝系子孫は残っているが、目立つ活躍馬は出ていない。流産や不受胎が続いたことから1991年に繁殖生活を終え、母のナスノホシ、姉のナスノカオリとともに同牧場で余生を送ったが、2001年3月に老衰のため死亡した。父系については、パーソロン及びトウルビヨン系を参照。母ナスノホシは、ニュージーランドからの持込馬。4歳から6歳時に平地で15戦4勝、障害で8戦1勝の競走成績を残し、平地での勝ち鞍は全て1200メートルで挙げたというスプリンター。全姉に桜花賞優勝馬ナスノカオリがいるが、その他の兄弟は未出走または未勝利。近親に目立った活躍馬はいない。

出典:wikipedia

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