博多自動車営業所(はかたじどうしゃえいぎょうしょ)は、福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目20番26号に所在する西日本鉄道のバス営業所。福岡発の夜行高速バスと一部の昼行高速バス、そして市内線を運行している。かつては福岡空港と市中心部を結ぶ空港連絡バスを数多く運行していた。福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目20番26号かつては多数の高速バス路線を担当していたが、2000年までに本州方面への夜行高速バスを除き、いったん西鉄高速バスに管理委託あるいは譲渡された。2011年5月に福岡 - 北九州線の一部が移管されたのをきっかけに、管理委託されていた路線の一部が再び当営業所へと移管されている。本州方面夜行バス・九州島内長距離バスなお、2007年4月1日 - 9月30日の金・土・日祝日及びゴールデンウィーク(4月27日 - 5月7日の毎日)、夏休み(7月20日 - 8月31日の毎日)に運行された福岡 - 山鹿・菊池線は博多営業所が担当(車両は福岡高速営業所のひのくに号用を借用)した。福岡県内・近距離高速バス路線詳細は上記各記事を参照。なお、桜島号とフェニックス号については各1往復のみ2014年6月10日より西鉄高速バス福岡支社の管理委託から当営業所へ運行が移管された。それ以外は西鉄高速バス福岡支社による直営便として運行される。福岡市の中心部に設定された福岡都心100円エリア内を、博多駅からキャナルシティ・国体道路・天神・明治通り・大博通り経由(順序は外回り基準)で循環する路線である。1999年7月1日、福岡市中心部の運賃を100円に値下げするのと同時に試行運行を開始し、2000年4月1日から正式運行が始まった。この節では、共同運行先である各営業所の便も含めて述べる。運行時間は博多駅発の時刻が9時台から20時台で、平日ダイヤの内回りでは8時台から運行されている。日中1時間あたりの運行本数は外回りが平日8 - 9本、土曜日・日祝日は10 - 12本程度で、内回りは各ダイヤともに8 -9本である。なお、土曜・祝日には事実上の優等系統として都心循環バス「100円ライナー」が運行されている。区間便は存在せず、全便が博多駅 - 天神 - 博多駅間の運行である。ただし、博多どんたくなどで明治通りが通行止めになる際に、天神 - 明治通 - 博多駅間の運行を取り止めたり、内回りを運休とすることがある。現在は全便が博多駅で運転を打ち切るため、博多駅をまたいでの利用(例:駅前一丁目 - 博多駅 - TVQ前)はできない。運行開始当初は博多駅をまたぐ系統も設定されていた(要するに2周)が、現存しない。この系統現存当時の行先表示は、博多駅を越えて運行する便は「博多駅」、博多駅終着のものは「博多駅止」だった。使用車両の行先表示機には「100円」と丸囲みで表記される(側面は丸囲み無しで「100円」と表記)。方向幕の色は100円循環専用として赤が割り振られている。主要停留所では英語・韓国語による車内放送を行っている。運行時間帯が限定されている関係上、他の路線への間合い運行も行われている(板付線43番、桧原(城南)博多駅線58-1番など)。外回りは博多営業所以外に、土曜・祝日には吉塚営業所も担当している。内回りは、吉塚営業所・那珂川営業所・宇美営業所・桧原営業所が担当している。また、臨時便はこれ以外の営業所が運行することもある。早良営業所は2008年3月のダイヤ改正でいったん担当しなくなったが、2010年の脇山営業所の早良営業所への統合により運用が復活した(現存しない)。また、同じく2010年の改正では、千代営業所が博多営業所に統合され、千代営業所の運用(土曜・休日のみ運行していた)が博多営業所に移管されている。基本的に全便がワンステップバスもしくはノンステップバスで運行される。ただし、臨時便などにはこれら以外の車種が充てられることもある。ラッピング広告が施された車両が多い。また、天然ガス(CNG)バスも博多担当便で運行されている。大型車・中型車・中型ロング車で運行され、大型車は基本的に内回りにのみ使用される。これは、外回りのキャナルシティ博多前→南新地間が狭隘であることによる。ただし、博多営業所担当便や車両運用が乱れたときについては大型車が外回りに使用される場合もある。外回りは(7)天神一丁目に停車しなかったが、2015年3月21日の改正で内回りも停車しなくなった。また、(4)キャナルシティ博多前は、外回りのみキャナルシティ前の専用停留所に停車し、内回りについては祇園町西交差点の交通規制上、グルメシティ前のキャナルイーストビル前停留所に停車する。そのため内回り・外回りで経路が異なり、この2つの停留所間は距離がある。運行開始時は外回りの終着が博多駅三井ビル前だったが、のちに博多バスターミナル終着に改められた。以下、博多営業所の当路線所属の運用について記述する。当路線は外回りの運行開始時刻が遅いことから、各路線への応援運用を多く持つことが特徴である。博多営業所は都心循環線の間合いとして、外回りのみ運行している。6番と6-1番はいずれも博多駅 - 福岡タワーをキャナルシティ・天神経由で結ぶ系統である。百道浜営業所との共同運行。博多駅付近の運行経路が都心向けと郊外向けで異なるのが特徴。2007年3月のダイヤ改正までは中型スロープ付バスでのみの運行だったが、それ以降は大型車での運行が主体となった。1983年、筑肥線一部廃止に伴う代替バスとして運行開始。当初は代替バスという性質上、博多駅 - 姪浜(一時は野方やのこ渡船場に行く便もあった)間の運行であったが、再編によりルートが変更された。桧原営業所・百道浜営業所と共同運行。博多担当便は日産ディーゼル車(ワンステップ)の大型車が入っている。なお、現在の69番のルートはもともと59番を名乗っていた。大坪の直前 - 星の原団地の道路が狭いため、全便スロープ付き中型車で運行。もともとは星の原線だったが、2012年3月17日のダイヤ改正で脇山線と統合された。平日の朝に博多駅行きを運行する3-2番は昭和通・蔵本経由で、明治通を経由しない。早良営業所との共同運行。2016年3月26日のダイヤ改正より、星の原団地系統だけでなく、早良営業所、さわら台団地方面の便も担当するようになった。当路線のうち、博多駅・天神と九州大学伊都キャンパスを結ぶ系統のみを担当する。吉塚営業所・壱岐営業所と共同運行。全便大型ワンステップ車を使用。博多営業所・吉塚営業所担当便は平日のみ運行され、土曜・休日の全便とそれ以外の平日の便は壱岐営業所が運行している。路線開設当初から行き先番号がなく、「九大急行」の愛称で呼ばれていたが、2016年3月26日のダイヤ改正で行き先番号「K」が与えられた。合わせて、行き先表示が「九大伊都キャンパス」へと変更された。当営業所は千鳥橋発着と平日朝のゆめタウン博多発着のそれぞれ一部のみ運行し、残りの便は吉塚営業所が運行している。西新(城南)九大線の15番福岡タワー南口発着を系統分割して設定された。当営業所担当便は廃止された千代営業所からの引継ぎの形となっている。なお、博多駅から西新方面の系統は担当していない。2011年7月16日のダイヤ改正で全便が吉塚営業所に移管された。ゆめタウン博多へは隣接停留所である千代五丁目・馬出三丁目から東浜を経由し大回りで向かうため、終点まで乗り通すよりも千代五丁目・馬出三丁目で降車した方が利便性は良い。この系統は都心部で完結するため、方面色が設定されていない。2007年3月26日改正までは路線名が「南部循環線」で、博多ふ頭 - 天神 - 博多駅 - 扇町の運行で、スロープ付き中型車での運行だったが、同日改正からは博多ふ頭 - 天神 - 渡辺通一丁目 - 大橋駅の運転に改められ(一本のみ扇町行きがあった、後述)、使用車両も大型車に変更され(一部中型車が使用されることもあった)、路線の位置づけが大きく変わった。使用車両の側面行先表示機下には一部を除いて「日赤通りは通りません」との貼り紙があった(天神 - 大橋駅間には62番などの日赤通り経由の路線が多く運行されているためと思われる)。2010年3月27日改正で那珂川営業所に移管され、博多営業所の運行は終了した。 * 博多商業高校前 - 扇町 - 小林町 - 比恵第一 - 比恵第二 - 東光町 - 博多駅2010年6月26日のダイヤ改正で千代営業所が博多営業所に統合され、千代営業所の運用が博多営業所に移管されている。博多営業所は専用車両を3台保有していた。ただし、2011年2月26日改正によりこれまで一部便の乗務のみを担当していた百道浜営業所へ全て移管。以前は福岡タワー南口で乗務員交代を行ってた関係で、百道浜営業所と共同運行だった。(バス3台運行につき、博多3名・百道浜1名の乗務員が担当していた)2010年4月1日から同年6月30日までの平日に期間限定で運行された。行先表示機には「福岡都心ライナー」と表示されていた。運行情報や時刻はにしてつバスナビおよび公式時刻表に表示されなかった。博多営業所と吉塚営業所による共同運行で、博多営業所担当便は大型車で、吉塚営業所担当便は中型車で運行されていたが、末期は両営業所とも中型車での運行になっていた。博多駅・天神とシーサイドももち地区を都市高速経由で結ぶ路線。2013年11月2日のダイヤ改正で博多営業所担当便は大幅に減らされ、2014年11月1日改正で運用が消滅した。路線の概要、経路、共同運行先など詳細については「西日本鉄道吉塚自動車営業所#金武線」を参照。シーサイドタワー線と同様、博多駅とシーサイドももち地区を都市高速経由で結ぶ路線。2013年11月2日のダイヤ改正で博多営業所担当便は大幅に減らされた。2014年11月1日よりシーサイドタワー線から金武線へと変更された。※路線車のみに設置。
出典:wikipedia
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